5.

「お待たせしました!」

「ああ」

剣人さんは椅子に座り直し、
先にテーブルに置いてあったフォークとナイフを手に握った。

とても嬉しそうにしてくれて、
わたしも嬉しくなった。

「いただきます」

「はい、ごゆっくり」

美味しそうに頬張る姿を見てると、
こっちも幸せになるなぁ。

「あ、そうだ!」

さっき困らせちゃったし、
何かお詫びしなくちゃ!

「ん?なんだ?」

「あ、内緒!」

[ 20/41 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -