3.
軽く腕がぶつかり、
そのいつもクールな目が丸く見開いた。
「ち、近いな」
「???」
え?え?
どうしちゃったの司さん。
「ああ、近づいたのは俺か。
いや、ウィンドウを通して見ると
もっと距離があるのかと……」
どんどん口籠っていく……。
こんなしどろもどろになるなんて珍しくなぁ。
「……
何をやってるんだ、俺は……」
(真っ赤になっちゃった……)
[ 28/41 ]
[
*prev
] [
next#
]
[
mokuji
]
[
しおりを挟む
]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -