青春×××群雄劇(仮)(bsr×RE!) | ナノ






「じゃあまた明日から元気に登校してくるように」


以上、と締めた担任はそのまま教室から出ていった。
優も鞄を持ってさっと立ち上がる。
もう帰られてしまうのか、と幸村は少し名残惜しそうに優を見つめていた。

「じゃあまた明日」

「!」

幸村が自分に向けられた言葉だと理解するまでいくらか時間がかかった。

「ん?」

「ま、また明日でござる!」

「うん、またね」

優は幸村にニコリと笑いかけると綱吉の元に駆け出した。
幸村は頬を染めると優の背中を見送った。





「ツーナ帰ろ!」

優は綱吉の隣にいた獄寺の背中を押し退け綱吉に笑いかけた。

「優!
十代目の隣は俺だ!」

「いつもいつも!
たまには譲ってくれてもいいじゃん!」

「譲るか!」

「賑やかだよな」

綱吉の左隣をちゃっかり確保した山本が笑う。
綱吉としては、京子の隣にいきたかったのが正直なところだった。

「「じゃんけん」」



戦いに勝利した獄寺が綱吉の右隣に収まり、綱吉ボンゴレ御一行は入学パーティーと称して竹寿司に向かうのであった。

「私お腹すいたよ」

「ハルもです!」

「(初日から疲れた)」











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