青春×××群雄劇(仮)(bsr×RE!) | ナノ
「「「ボンゴレ?」」」
聞きなれぬ単語にキョトンと目を丸くするものがいれば、
「アサリが、何なの?」
と訝しい眼差しを向けるものもいた。
「ぼんごれとはアサリなのか、佐助ぇぇぇぇ!」
「アサリってかアサリの料理の事だろ」
「へぇ、親ちゃんよく知ってるね」
「ふ、馬鹿乳首。
アサリなどの二枚貝を使ったイタリア料理のパスタ料理の事だ。」
「ぶふ、惜しいね親ちゃん」
「慶次このやろ!笑うな!」
「Shit!」
ごちゃごちゃと己の考えを広めるやつらを黙らせて、政宗は考える。
しかし、それが一体何に繋がるのだと。
「えっと、」
綱吉は何故か自分に集まる視線に息苦しさを感じた。
空気が、重い。
じとっとしたそれらが綱吉に重くのし掛かる。
「違うんです!」
まさかの救世主のようなハルに綱吉は目を白黒させた。
「ボンゴレ・スパゲティを研究する会の事なんです!」
しかし、それは時に山本と同レベルの混沌をも巻き起こす。
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