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アーク
ラビ同様、時期ブックマン候補である少女。同じブックマン一族の出だが、ラビとは直接の血縁者ではなく祖先が一緒の極めて遠い縁者という関係。跡継ぎとしての優位はラビの方にある為、虎視眈々と事あるごとに第一後継者としての座を奪おうとする帰来を見せる。現在は記録の為に教団に属しており、対アクマ武器は装備型の「大弓」
本名は不明で、本人曰くブックマンの後継者になった時点で本名は捨てたの事。
様々な異種族の血をひくラビに反して、彼女自身はごく一般的な西洋人の見た目をしている。髪色も珍しい部類ではあるが西洋人らしいストロベリーブロンドであり、それを肩口まで伸ばしている。瞳が薄茶色のつり目。アジア人のリナリーと比べて身長は少し低め。
小柄な体躯に反して、性格は非常に面倒見の良く、特に年下で同じ女性のリナリーやネガティブな思考に陥りやすいミランダをよく気にかけている。本人曰く、あくまで記録地に早く取り込む為の処世術であり、本意ではないとしているが些細な理由で言い争うラビとブックマンを毎回然り気無く諌めるなど一概に演技と言い切れるものではない。また、後継者として自分よりも優位な立ち位置にあるラビに対してはブックマンの仕事以外で手助けする義理はないと宣言しているが、これについてもブックマンとしての立ち位置と個人の立ち位置で悩むラビを気遣う一面が見られる。また、ブックマンの一族として数多の戦場を渡り歩いた経験から、表面的な性格とはうって変わって冷静かつ客観的な物見を本質として持っている。その為、付き合いが比較的長い教団の人間に対しても、あくまで“記録対象”として何処か一線を引いており、たとえ相手が死んでも最終的には現実として冷静に受け止める器を持つ。分析、観察力の能力は高いが、記憶力に関してはラビに若干劣っている。その分、視力は彼女が上回っており、これは彼女がイノセンスを用いる際に大きく役立っている。
表向きはブックマン候補という事になっているが、実際はブックマン候補の影武者。歴史の真実を知る者として様々な組織から狙われるブックマン及びブックマン候補の盾のなる為だけに産まれ、育てられてきた存在。アーク自身も例に漏れず、ラビがブックマン候補として舞台に上がる時までブックマンの影になるべく教育を施されてきた。彼の性格から自分が文字通り命を賭として盾となる影武者だとしれば一族に疑念を抱きかけない、と懸念しラビにその事を明かすことはなかった。アークにとって己に課せられた責務は疑問に思う事でも、可笑しいと憤慨する事でもなく当たり前のように全うすべき一族の指名だと捉えている。(ラビに比べて教団に所属する人間との関係性に悩まないのもこの為)

大弓
装備型の対アクマ武器。その名の通り、彼女の身丈に対してやや大きい弓の形状をしたイノセンス。名前に関して特に拘りはなく、名付けた本人の理由としても「見た目からなんとなく付けた」というもの。他のエクソシストみたく名前を呼ぶことも非常に少ない。
第二解放状態では更に巨大になり、乗り物同様のサイズへ変化する。この状態になるとそれまでには無かった近接攻撃も可能になり、一気に舎弟範囲が広がる。また常に浮いた状態になる為、機動力の向上は勿論、乗り物として扱うことも可能。



2018/10/09 22:07

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