(∇驚きのドス黒さアリエーナイ)



金曜日。
今日財前君に話をつけなければダブルブッキングしちゃうぜぇ。
え?土曜日学校行って部活やってる財前君に会ってこいって?私に土曜日に学校に行くという選択肢はないのだよ。ミドリマァ



























『………………白石君おはよ』


「なんでそんなあからさまに嫌そうな挨拶するん!?傷つくやん!!」


『あ、ごめん。本当は話しかけたくないからさ』


「んんー、エクスタシーや!遠流ちゃんやっぱS?俺ってMなんかな?」


心底どうでもいい上まじクッソ気持ち悪いんだけど。
覚めた目で見てあげたら「なんちゃって☆」とか言うからとりあえずスクバの刑。


「イッテー……愛やな。愛のムチやな……。で、なんか話あったん?あ、もしかして告白?」


『あ、そうだった。財前君きてる?』


「スルー?そこスルーするん?華麗なるスルーするなんてな……。あ、今のはダジャレちゃうで?スルーする〜?ブッハwwwwなんやこれめっちゃおもろいやんwwwwwwwwヒィwwww」


『財前君きてる?』


「今日は来てへんで」


こいつは一人で喋らせていると取り合えず殴りなくなるほどにうるさい。拳を握って振り上げれば大人しく喋ってくれました☆テヘ
スルーしすぎたせいか若干涙目の白石君によると、なんでも体調を崩したらしい。あの財前君が!?アリエナーイシンジラレナーイ!!!


え、ほんとにフラグたったんだけどコレ。


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