(∇飴ちゃんあげる)



聞きたいことがある、と言った財前君だったが予鈴が鳴ってしまったためとりあえず中断。



走って教室に入っていったら隣の席の謙也君が机に突っ伏して泣いていた。机びっしょびしょなんだけど!!キモッ!!!



『け、謙也くーん…?』


「…お前もどーせ俺のこと舐めまくりのすっぽんぴーなんやろ!!!」


『そ、そんなことないよ!!財前君もそれだけ謙也君と仲がいいってことじゃん。普通いないよ、先輩とあそこまでなかいい人!』


てかすっぽんぴーってなんだよすっぽんぴーって。


「そうかなぁ…」


え、なにこの人可愛いんだけど。そうかなぁって!!ヘタレとか知ってたけどなんか可愛いんだけど!!!


『ほら、これあげるから元気だして!!』


そう言って私は前の学校の友達に貰った飴をあげた。たぶんちょっと溶けてる。うん、気にしない。



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