(∇方向うん、おっと音痴)
おはようございます、進藤遠流です、今日もかわいいです!ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。
昨日の今日でハイが抜けないテンションの私ですが、今とても困っています。
絶賛路頭に迷い中\(^p^)/
それは遡ること数十分前─────
朝起きたら両親は共働きのため居らず、リビングのテーブルの上には朝食という名のカップラーメンと学校までの道のりの紙が置いてあった。
まずここで突っ込まなければいけないのがカップラーメンだ。別に朝食にカップラーメンとか今時普通じゃね?って思うじゃん?思うじゃん?
お湯が注がれてたカップラーメンがあったらどう思う?
もう突っ込むしかなくない?関西人として。昨日から。
私のお母さん天然なんですよね。…いやコレ天然さんに失礼かな…。もはや悪意があるとしか思えないんだけど…。
そんな私も女子力のかけらもないので完全に伸びきったそれを食う。あ、うまい。
そして紙をもたず学校へ。
なぜなら常にスリルを味わって生きたいから。このヒヤヒヤ感がたまらなく私のチキンハートを奮い立たせる。
もう自分がなに言ってるかわからない。アハ
ようするに、1分間紙を眺めるーの、暗記するーの、迷いーの オ\(^ワ^)/タ
どどどどどうしよう…。昨日の商店街とはうってかわってここは閑静な住宅街。人っ子一人いない。こんな朝からピンポンダッシュするわけにもいかないしなぁ…。
なんて思ってたら救世主登場。向こう側から誰か歩いてきてる!!フハハハハ!!神は私を見放さなかった!!フハハハハ!!
『すいませー』
ベチョッ
効果音を付けるならこんな感じ。そう、こけた。鼻から突っ込んだ。イテエェェエ!!
「だ、大丈夫か?」
ほら、この人もひいてるじゃないか…なにやってんの私!アーッハズカシー!!
『あの…ズミマゼン。わだじ今日がらじでんぼうでぃぢゅうなんでずげど「日本語喋れや」
しかたねーじゃんいてぇんだよ鼻が!!鼻から突っ込んだの見てたでしょうが。
『フヒー。すみません、私、今日から四天宝寺中生なんですけど、道に迷ってしまったんで良かったら案内して頂けませんか?』
お?私清楚キャラできてね?あ、だめだフヒーがだめだフヒーが。
「おん、ええで!俺も四天宝寺中やねん」
『まじでーうっわ運命感じた結婚しよう沖田総悟君と』
「俺じゃないんかい」
『おーさすが関西人。突っ込みのキレが違いますな』
「そういやお前標準語やな。引っ越してきたん?」
『うん。イケイケのエロエロの東京から』
「今一気に東京の好感度下がったわ」
『それはそうと私3年なんだけど敬語ぐらい使ってほしいかな』
「はぁ!?その身長で3年!?どう見ても中1やろ…だが残念やったな。俺も3年やねん」
『ふーん。で?』
「お前その性格嫌われるで」