だって情報屋だもん☆



『なんだこれは…』



昨日から臨也と住み始めました白井ゆきです。知ってる人は知っている、知らない人は覚えてね☆



話を現場に戻しますとですね、今リビングにいるんだけどやばい。

なにがやばいってなんか女物の服で溢れかえってる。



「あ、やっとゆきちゃん起きた」


『あ、おはよーっす…って!!!ナニコレ!!!一体何人の女の人と肉体関係を持てばこんなに沢山の服集まるんですか!!』


誤解されるようなこと言わないでくれるかな?ちなみにこの服は俺が君に買ってきたんだよ」


『え』


「君制服しか持ってないんでしょ?」


『臨也さん…』






























なんでスリーサイズわかった


「情報屋ですから☆」


キャアアァァァァァァアアアア!!!コワイコワイコワイ!!!キモイキモイキモイ!!!ウインクとかいらないからオエーッ


しかも丁寧に上下オソロの下着までついてやがる…。まあ服は結構好みだから許してあげよう。


「俺はこれなんかいいと思うよ」


そう言って手にとったのはヒラッヒラのフリッフリのメイド服。


え?なに?冥土に送ってほしいの?了解いたしましたー!!!


「ちょっ…ちょちょ!!ちょっとした冗談だよもー!!アハハハハだからお願いこの鼻にかかった指をはずしてください


『私笑えない冗談って嫌いなんですよね』


必死で謝り続ける臨也をみてなんか…もうお前情報屋辞めろよ…って思ったのは内緒。口に出したら泣きそうだし。


























「あ、そういえばゆきちゃんて中学2年だよね?あ、ウソウソウソ間違えた高校1年だよね!アハハハハ」


本気で殺意をおぼえた(^ω^)
てかなんでわかったんだろうか。つっこんだら負けな気がするからあえてスルーするけどね!


『それがどうかしたんですか?』


「学校どうするの?」


来良にいきたい


少しは遠慮したらどうなの


臨也にだけは言われたくない。もう一回言うけど、臨也にだけは言われたくない。


「はぁ…まぁそんなことだろうと思って入学手続きとかは済ませといたから」


『え、転入試験とかは?』


「俺に不可能なんてあると思うの?」


金か。
あーやだやだ。世の中結局お金お金って!これだから大人は!

ちなみにひとこと言わせてくれ。私は金が欲しい。



「はいこれ来良の制服」


まじで私来良に通うんだ…。実感ねー。てかこれコスプレに入るのかな。