愛の(?)逃避行 “俺んちくるか?” 心の準備は3次元の時からできてました。おいしく私をいただいてください!!! 「アハハハハwwwwシッ…シズちゃんがwwww同棲wとwかwwヒーッwwwww」 なんか違う声聞こえると思ったら真後ろに臨也がいた。 『ちょ…シズちゃんと抱き合ってもらっていいですか?』 「君バカなの?」 いやそれより、なんでここに臨也がいんの? 「臨也…テメェどこから沸いてきやがった…?」 「アハハ!!!やっぱシズちゃんはうっざいなぁ!!!それに加えてロリコン?うっわきもちわるっ(真顔)オエーッ」 いや…あんた酷いよ…。 てかこのままじゃシズちゃんキレて暴走すんじゃね?生で見られるのは嬉しいけど流石の私も家のなかだと死ぬかな。 「じゃっ!この子は俺がつれてくね〜ばいばーい」 『え、ちょ、』 そういって臨也は私の手をひいて部屋を出た。 いや、ちょ、まじなんなの?こいつ 『あの…』 「ん?俺に何か用?」 『お前が何か用なの?手離せへんたいざや!!!』 「…ふーん。シズちゃんが女の子担いでマンション入ってく情報が入ったからどんな子かと思ったら……ブッ」 いや失礼だろ。初対面の人にむかって「ブッ」って何事? 『とにかく一回新羅のマンション戻るから離してください!』 「君おもしろいね。俺と一緒に住まない?」 『あーはいはい…は?』 最近の若者は出会って5分で同棲するの?私生き遅れてるの?そうだ私トリップしたんだ☆いや今関係ねーよ。 「てか君なんなの?情報一才でてこないんだけど」 『あー、それは私が魔法少女だから☆』 「情報屋の俺が調べられないなんて相当だよね。ますます興味深いなあ!」 完璧にスルーかよオイ。まあこのネタでスルーされなかったことなんて一回もないけど…悲しい… 「とりあえずその辺の喫茶店でも入っ「臨也アァァァアアアアア!!!テメエェェェェエエエエ!!!」 ギャアァァァアアアア!!!しし神様アァァァァ!静まってくださいいいい!!!シズちゃんテラこえぇ!! 「チッ。予定変更、新宿まで逃げるよ」 『え』 そのあと飛んでくるポストやら標識やらをなんとか潜り抜けて新宿まで走らされた。私怪我人なのに。 ← |