「み、見ないでください!恥ずかしい…」
「…そうかい?いつもと違って、魅力的だと思うけどね…」
…って!!サッと隣に座ると、意味深な眼差しを向けてくる。動揺して思わず反対側を向くと、グイッと身体ごとミクリさんの方に向けられる。
「ど、どうしたんですかいきな……っ!」
……!?!?フッ、と耳元に息を吹きかけられて、思わず身体がビクンと反応しちゃう…それを見逃さなかったミクリさんは、目にも止まらぬ早さで肩からバスローブを外して……。
「可愛いよ、かなこちゃん…このまま……」
「……っ!!」
ドサッと鈍い感触がした…つまり、私は押し倒されちゃったワケで…。ミクリさんの身体を押し戻そうと胸を押してもびくともしない…むしろ、手首を掴まれて身動きが取れなくなる。
「こんなに色気があるとは…、驚いた」
「…な、何言って…!」
無防備に見えている肩紐はいとも簡単に降ろされ、その手はするりと下着の中に入ってくる…
「……やっ!ダメです、それ以上は……!」
「何がダメなんだい?かなこちゃん。きみの身体は、こんなにも熱を帯びているというのに…」
手を退かそうとしても、男の人には敵わないの…?強い力でベッドに押しつけられちゃう…!
「………っん!」
グッと近づいた距離。手首を掴む力は優しいのに、振りほどけない。 首筋や胸元を這うように滑る唇はくすぐったくて…、我慢できなくて変な声が漏れちゃう。
「やめてください……」
「そんな顔で見つめられては…わたしには逆効果だな」
「ど…どういう……」
動いたら唇が触れちゃいそう…このままじゃ私……。助けて、ダイゴさん___