「写真、お願いします!」
久しぶりに自分のパソコン開いたかも…!ジムリーダーさんたちと、記念に写真撮影をしたから、確認しようと思って今、トクサネシティのポケモンセンターのパソコンでダイゴさんと確認してる…けど。
「やっぱりきみが一番素敵な笑顔をしているね!」
無駄にテンション高いなあ…あ、いつもの事だった!順番に見ていくと突然、ダイゴさんが固まった。
「どうしたの?ダイゴさん」
「ん?うん…」
もしかして、ミクリさんに肩を抱かれてるのが気にくわないのかな?
「かなこちゃん…ミクリに、変な事されていないよね…?」
やっぱり…すぐそうやって疑うよね。前にキスされそうになった事あるけど…とはもちろん言えないから、こう言っといた。
「もう、そんな心配いらないって!ミクリさんが、私みたいな子供、相手にするワケないでしょ?」
「そうだね…」
その横顔が妙に真剣だったから、あんまり下手な答えはしちゃいけないな…そう思った。
「それよりかなこちゃん、連れていきたいところがあるんだ!」
ぎゅっと手を握られて、エアームドでカイナシティまで飛ぶと、クスノキさんが出迎えてくれた。
「こんにちわ!クスノキさん!」
「やあ、かなこちゃん。2度目の乗船だね」
ちょっとだけクスノキさんと話して、タイドリップ号に乗船。今日もデッキへ行こうか!そういうダイゴさんは本当、子供みたい。