殿内を殺害した沖田に斎藤は何も言えずにいた。
自身を苛む感情は重く、改めて人を斬るということを思い知らされた夜だった。

それでも彼と向き合わなくてはならない。

噛み締め斎藤は壬生寺の土を踏んだ。









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