memo
simple is the best!


::桎梏主と13号とベイマックス

「お兄ちゃん」
「何ですか、○」
「ベイマックスごっこしよ」
「!?」

「お兄ちゃんベイマックスごっこしよ?」
「…………」
「ベイマックス……」
「……私はベイマックス」
「!」
「あなたの心と体を守ります」
「!!!」

「ベイマックス……」
「何ですか○」
「ベイマックス、あんまりあったかくないねえ」むぎゅむぎゅ
「中に入っているのはただの人間ですから暖かくはなりません」
「ベイマックスに中の人なんて居ないー……」



「入るぞ、13号……あ?」
「先輩、返事する前に入らないで下さいよ」
「どうせどうぞって言うだろうが。……誰かと思ったが、穴黒か」
「僕も穴黒なんですけどね。あまり音を立てないで下さい、○が起きるでしょう」
「何うちの子誑かしてんだと思ったぞ」
「誰がうちの子ですか」
「俺のクラスの子だろうが」
「先輩には解らないでしょうね、他のヒーローの振りでもしないと「大好き」とすら言ってもらえない兄の気持ちが……!」
「一つ言っておくが、一般的な女子高生は兄貴をうざったく思うもんだからな」
「○はそんな事言わない……!」
「うるせえシスコン」
 

2013.11.26 (Tue) 07:22
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