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simple is the best!


::デセール主と食事会組と三匹目

「ほんま、ザクロはんだけ狡いわあ。うちも○ちゃんにポケモンあげたい。……せやなあ、ペロッパフはどやろか。パティシエールさんやし、似合うと思うわあ――あ、せやわ、ザクロはんだけ交換進化手伝ったいうんも癪やし、何やったら、うちもペロリームにさせてあげたらええんやわ。ええ考えや思うわあ……○ちゃん、どないやろ」
「なっ……わたしだって、もっと○さんに岩ポケモンの良さを知って頂きたいのは変わりありません。○さん、アマルスなどいかがですか? ゴローニャやチゴラスとタイプも被りませんし、とても愛らしいと思うのですが」
「タイプやったらペロッパフのがええやろ。やっぱりフェアリータイプが一番可愛らしいし、○ちゃんやって可愛えのが好きやもんねえ」
「アマルスだって可愛らしいですよ。それに、岩タイプにだって、他にはない可愛らしさがあります」

「……何なんですあれは」
「さあ。何なんでしょうね」
「あなたは止める気はないので?」
「そうですねえ……マーシュ、ザクロさん、私、どっちかというとシャワーズが欲しいです」
「……!」
「……!」
「私を巻き込むのはやめろこの痴れ者が!」


「○ちゃん○ちゃん、うちら二人で話合ったんやけどな」
「折衷案としてメレシーとなりました」
「うちが映し身の洞窟で捕まえてきたんよ」
「待ってください、わたしも一緒に行きました。たまたまマーシュの方が早く見つけただけで……」
「うち、引きがええんよねえ。一番最初、スリバチ山でマリル捕まえた時もそうやったわ」
「くっ……それでも、ダンゴロを追い払ったのはわたしです……!」
「頼みまへんでしたけどなあ」

「あらあら……」
「こいつらと来たら……○さん、嫌なら嫌と言うべきですよ」
「いえ、二人の気持ちは嬉しいので」
「そうですか」
「メレシー、これからよろしくね」
「メレ、シー」
「あっ、頑丈だ……」
 

2013.11.20 (Wed) 11:40
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