memo
simple is the best!


::ZBK主とゾンビマンが帰省する

※色々ネタバレ
 ジーナス博士は出ない
 まだ帰ってない

「よーう磯野ー、野球しようぜー」
「!??」
「何? ノリ悪いなあ……あ、サブちゃんが良かった? ちわーす三河屋でーす、って。でも私、ああいうキャラじゃないからなあ。悲しいけどこれ、現実なのよね」
「32、てめ、何で此処」
「○だっつってんだろこのハゲ」
「ハゲてねえ。何でお前が俺ん家知ってる?」
「もちろん愛の力だっちゃ、ダーリン」
「おい」
「つまんないなあ……66号と似たようなもんだよ。協会の人に聞いただけ。びっくりした?」
「ゾンビマンだっつってんだろこのオタク女」
「うるせえゾロ目野郎」
「びっくりしたわ……プライバシーどうなってんだ」
「やり返しただけじゃーん。そんなに怒んないでよ」
「呆れてんだよ」
「私の弟がこんなに可愛くないわけがない……」
「で?」
「ん?」
「何の用だ32号」
「だから○だってば。もうすぐお盆じゃん、久々に里帰りでもしない?」
「帰れ」
「帰らないー!」

「前々から思ってたがお前、頭ん中虫でも沸いてんじゃねえのか? よく博士の奴に媚び売れるな。尊敬するぜ」
「そう言う66号だって」
「あ?」
「嫌いなら嫌いで呼び捨てにすればいいのに。律儀にジーナス博士、って呼んじゃってさ」
「それは……お前……」
「三次元のツンデレは可愛くないなー」
「うるせえ!」

「で」
「あぁ?」
「帰らない、一緒に。たまにはさ。ジーナス博士も喜ぶと思うよ、66号が一緒ならね」
「てめえ一人で行けば済むことじゃねえか」
「うるせえな失敗作だけ行っても嫌味たらしいだけじゃねえか。成功作様のお力が必要なんだよ。言わせんな恥ずかしい」
「別に俺が行ったところで博士は何とも思わねえだろ」
「博士ツンデレだからなー」
「お前さっき三次元のツンデレは可愛くないって言ってなかったか?」
「66号はそうやって揚げ足取るから彼女の三人も居ないんだ」
「三人も居てたまるか!」
「そこなんだ突っ込むの……」

「まあ強制はしないけどさぁ、博士があと何年一緒に居られるか解んないじゃん、年に一度の帰省として、換算すれば一年分もないかもしんないじゃん?」
「あいつ若返れるだろ」
「……テヘペロ」
「可愛くねー」
「まあさ、本気で嫌じゃないなら帰ろうよ、一緒に」
「……行ってもすぐ帰るからな」
「S級ヒーローゾンビマンはツンデレ属性、か……」
「広めたら殺すぞ」


「ゾンビマンは博士のこと嫌いだろうけど、素麺渡せば博士もきっと許してくれるよ」
「素麺にそんな効果ねえよ」
 

2013.08.10 (Sat) 15:20
連載番外365|comment(0)

back


prevtopnext

×