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simple is the best!


::デルタ主とジーナス博士とゾンビマン

※原作軸

「えっ、あんたがジーナスさん?」
「ああ。何だ? いやに驚いているようだが」
「あー……あー、いや、こいつから――ゾンビマンから聞いてた感じじゃ、もっとこう、マッドサイエンティストみたいな感じだったんだが。まさか俺より若いとは思わなかったぜ」
「はは。若いのは見た目だけだ。君の親より年上だよ、私は」
「マジか? すげえな……」
「すると、君が……」
「あ、すいません、名乗りもせず。○といいます」
「敬語は良いよ。私は君に敬われるような人間じゃない。すると君が66号――ゾンビマンをここまで育て上げたわけだ。今日は何の用だ? 私を殺しにきたのかな」
「え、いや、まさか。ただ、話に聞いてた通りの奴だったら、一発くらいぶん殴ってやろうかと……」
「実に素直な人だな、君は。まあ立ち話もなんだ。寄っていくといい。茶くらいは出そう。アーマードゴリラ、店を頼むぞ」
「はい」
「あー……なんか、すまん」
「いや。私がこうして今いるのも君のおかげかもしれないからな」
「?」
「それにしてもゾンビマン、今日はどうした。やけに静かじゃないか」
「……おい、○、まさかこのまま寄ってくんじゃねえだろうな」
「ここで帰るのも何か悪いじゃねえか。色々聞きたいこともあるし。むしろ手土産を持ってくるべきだったぜ。すまん博士さん、今度来る時は何か持ってくる」
「気にしなくていいよ」
「もう来ねえよ!」
 

2013.06.20 (Thu) 16:32
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