memo
simple is the best!


::蔓延主と例の人、例の会話

※九話の会話
 どうでもいいけどこの人たち多分同い年

「それじゃあ、○さんの心配は尽きないだろうな」
「ええ。時々見掛けますけど、いつも怪我をしていて。男の子ってああいうものなんですかね」
「うーん……確かに暴れたいと思う時期はあるよ」
「無免ライダーさんも、ですか」
「あるよ、というか、あったよ、かな。でもその子は数々の道場でそれを発散しているんだろう。ここ数年で怪人の発生率が上昇しているのは確かだし、護身術として武術を身に付けるのは悪いことじゃないと思うぞ」
「……そう、ですね」
「――○さんは」
「なんですか」
「その幼馴染くんのことが本当に大切なんだな。聞いていて羨ましいくらいだ」
「……ふふ、ええ、本当に。大事な人なんです、あの子は」
 

2013.06.11 (Tue) 16:27
連載番外365|comment(0)

back


prevtopnext

×