memo simple is the best! ::うそつか主とシリウス、四巻にて 「おい、今日ハリーと会ったぞ」 「君……おはようの挨拶くらい……」 「おはよう」 「うん。おはよう。それで、何だい、ハリーと会ったって?」 「ああ。どうもこの三大魔法学校対抗試合はきな臭い。私も色々と探ってはいるんだが」 「犬みたいに嗅ぎまわっているわけだね」 「何だ、怒っているのか?」 「いや? ただ僕だってハリーに会いたいと思っただけさ」 「お前、いつも寝ているじゃないか。起きていたら良かったのに」 「前日にいきなり言われて、はいそうですかと起きていられるわけないだろ。それに下だって片付けていないし」 「何だ? 徹夜――徹昼か……?――が堪えるのか? 年だな、○」 「同い年のくせによく言うよ」 「ははは」 「しかしハリーか……。去年一度会ったきりだけれど、どうだったい? 元気そうだった?」 「おい、待て、聞いていないぞ」 「何が?」 「去年いつハリーに会ったんだ」 「君が吸魂鬼から逃げ回っている時だよ、シリウス」 back ×
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