memo simple is the best! ::水族館主と一角と昔話 「一角さんがイッカクだということは解ったんですけど、どうもまだいまいち実感がわかなくて」 「ふむ……確かに。○殿からすれば、奇妙なことこの上ないだろうな」 「あれ覚えてます? 一角さん、いつだったか、全然餌を食べなくなった時がありましたよね。私があげたのは食べてくれたんですけど」 「……ああ、覚えているとも」 「あの時は大変だったんですよ。私だって、いつも一緒に居られるわけじゃないですし」 「申し訳なかったと思っている」 「ああ、別に謝って頂きたかったわけじゃないんです。でもあれって、何か理由あってのことだったんですか?」 「……まあ」 「参考までに教えて頂きたいです。もう必要ないかもですけど」 「……○殿は私の他にも、担当している海獣が居ただろう?」 「はい」 「だからだ」 「……はい? うん……?」 「なな何か、み妙な流ながれになってるるな……」 back ×
|