三
「ん…。」
服の上から胸を揉まれる。
「…何だぁ?引き籠ってるクセにブラなんか着けてんのかぁ?」
元親はそう言って、元就の着ているプルオーバーのシャツを下着ごと捲り上げた。
「きゃっ…!」
小振りだが形の良い乳房が晒される。元就は慌てて手で隠そうとするが、それより早く元親の頭が覆い被さってきた。
「あっ…!」
両の手首を元親に捕らえられ、押さえ付けられた。上体をずらそうにも、脇腹を肘で挟まれて動けない。
「ひゃ…っ!?」
いきなり乳首を口に含まれて、元就は驚いて思わず素っ頓狂な声を上げた。
「…あ…!」
それに構わず元親は、舌で乳首を転がす様に舐め回す。
「んン…」
生暖かく滑った感触に初めは身を強張らせていた元就だったが、次第に力が抜けていき、出す声に段々と甘い吐息が混ざってきた。
「あっ…はぁ…ンっ…」
その変化を元親が聞き逃す筈もなく、
「気持ち良いのか?固くなってきたぜ?」
と態と揶揄する様に言い元就の羞恥を煽ってくる。
「…!違っ…!あぁん!」
反論しようとした元就だが、更に強く吸い上げられて、それは嬌声に変わった。
元親の手と舌が、何度も元就の胸を嬲る。執拗に与えられる刺激に諦めたのか、元就は既に抵抗するのを止めていた。
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