裏黒 | ナノ



「ん…。」

服の上から胸を揉まれる。

「…何だぁ?引き籠ってるクセにブラなんか着けてんのかぁ?」

元親はそう言って、元就の着ているプルオーバーのシャツを下着ごと捲り上げた。

「きゃっ…!」

小振りだが形の良い乳房が晒される。元就は慌てて手で隠そうとするが、それより早く元親の頭が覆い被さってきた。

「あっ…!」

両の手首を元親に捕らえられ、押さえ付けられた。上体をずらそうにも、脇腹を肘で挟まれて動けない。

「ひゃ…っ!?」

いきなり乳首を口に含まれて、元就は驚いて思わず素っ頓狂な声を上げた。

「…あ…!」

それに構わず元親は、舌で乳首を転がす様に舐め回す。

「んン…」

生暖かく滑った感触に初めは身を強張らせていた元就だったが、次第に力が抜けていき、出す声に段々と甘い吐息が混ざってきた。

「あっ…はぁ…ンっ…」

その変化を元親が聞き逃す筈もなく、

「気持ち良いのか?固くなってきたぜ?」

と態と揶揄する様に言い元就の羞恥を煽ってくる。

「…!違っ…!あぁん!」

反論しようとした元就だが、更に強く吸い上げられて、それは嬌声に変わった。











元親の手と舌が、何度も元就の胸を嬲る。執拗に与えられる刺激に諦めたのか、元就は既に抵抗するのを止めていた。

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