裏黒 | ナノ



今、カーテンを閉めきっているので、日の高さは分からないが、窓の外から聞こえてくる掛け声で、朝練が始まる時間帯だという事は推測出来た。

くちゅ、ぷちゅ。

外から聴こえるハツラツとした音とは対照的に、ココでは朝の教室には相応しくない淫靡な音が響いている。

「あっ!やんっ!」

教室の後ろ側、荷物置き場の棚に座らされて、脚を大きくM字型に開かされ、陰部を人差し指と中指で掻き回されながら、舌で陰核をしゃぶられている。

「はっ…、あっ!…んン!あぁ…!」

もう口からは意味を成さない喘ぎ声しか出なくなっていた。

カチャ…。

男は陰部から指を抜き、自分のベルトへと手を掛ける。

ジッパーを下げ、前を寛げるといきり立った赤黒いソレを取り出した。

「…っ!!」

同じ年頃どころか、男性のその様な部位を見た事はない自分だが、この男のソレが標準以上の大きさである事は安易に予想出来た。

『アレを入れられるのか…?』

ここまでされて、まさかソレ以外の行為は考えられない。

ぬちっ…。

「はっ…!」

不意に、陰核に肉棒の先を擦りつけられた。

クチュ、クニュ。

「ぅあっ!あぁン!あっ!ダメェ…!」

熱く硬く滑ったソレは、舌とは又違う感触があり、新しい快感を生んでゆく。

コリッ、コリュ!クニュ!!

「あっ!あぁっ!!」

しつこく攻められて、身体がビクッビクッ!っと痙攣を起こす。

「…何一人で達ってんだ。」

脱力感に見舞われていると、不機嫌な顔と声が降ってきた。

「あ…、ごめ…!ひ…っうっ!!」

謝ろうと、言葉を紡ごうとしたが、いきなりの挿入にそれは叶わず…、

「あぁ!やっ…!いっ…た…あん!あぅっ!くっ…ふぅ…っ!」

喘ぎへと変わっていった。

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