四
今、カーテンを閉めきっているので、日の高さは分からないが、窓の外から聞こえてくる掛け声で、朝練が始まる時間帯だという事は推測出来た。
くちゅ、ぷちゅ。
外から聴こえるハツラツとした音とは対照的に、ココでは朝の教室には相応しくない淫靡な音が響いている。
「あっ!やんっ!」
教室の後ろ側、荷物置き場の棚に座らされて、脚を大きくM字型に開かされ、陰部を人差し指と中指で掻き回されながら、舌で陰核をしゃぶられている。
「はっ…、あっ!…んン!あぁ…!」
もう口からは意味を成さない喘ぎ声しか出なくなっていた。
カチャ…。
男は陰部から指を抜き、自分のベルトへと手を掛ける。
ジッパーを下げ、前を寛げるといきり立った赤黒いソレを取り出した。
「…っ!!」
同じ年頃どころか、男性のその様な部位を見た事はない自分だが、この男のソレが標準以上の大きさである事は安易に予想出来た。
『アレを入れられるのか…?』
ここまでされて、まさかソレ以外の行為は考えられない。
ぬちっ…。
「はっ…!」
不意に、陰核に肉棒の先を擦りつけられた。
クチュ、クニュ。
「ぅあっ!あぁン!あっ!ダメェ…!」
熱く硬く滑ったソレは、舌とは又違う感触があり、新しい快感を生んでゆく。
コリッ、コリュ!クニュ!!
「あっ!あぁっ!!」
しつこく攻められて、身体がビクッビクッ!っと痙攣を起こす。
「…何一人で達ってんだ。」
脱力感に見舞われていると、不機嫌な顔と声が降ってきた。
「あ…、ごめ…!ひ…っうっ!!」
謝ろうと、言葉を紡ごうとしたが、いきなりの挿入にそれは叶わず…、
「あぁ!やっ…!いっ…た…あん!あぅっ!くっ…ふぅ…っ!」
喘ぎへと変わっていった。
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