02
「ステーキ定食、弱火でじっくり…」
合言葉(?)を言うと、案内されたのはエレベーターの中みたいなところ
誰か、先に1人いた
この人もハンター試験受ける人なんだ…
ピエロみたいな化粧、変わった趣味してる
…念使いっぽいね、強そう。
軽く会釈しておく
ピエロさんも笑って返事をしてくれた
「君も受験生なのかい?」
頷く。
「そうか、ボクはヒソカよろしく」
「イオです、こちらこそ」
ステーキ定食が運ばれてきた。
特に会話もせず、黙々と食べた
そのうち試験会場に着いた
ピエロさんは44番
僕は45番
キリがいい数字
覚えやすくていいね。
「それじゃ、イオお互い頑張ろう」
ピエロさんに言われた
「お気をつけて?」
何て返せばいいのかよくわかんなかったから、とりあえず言っておいたら、
「ククク…君面白いねぇ…」
なんて言われた。
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