ばったり
side:kakashi
案外あっさりあの家から出れた
ナルトとサクラは疲れたのかすぐに帰った
まぁ、予想外な展開すぎたからネ…
それにしても、あの子…何だったんだろう
明日、報告書出しに行きがてら、調べてこよう
次の日、綱手様に昨日の事を話しつつ、報告書を提出する。ついでにあの紫陽って人物について聞いてみる。
「あいつが、今回の噂の犯人か…、」
なんか微妙な反応が返ってきた
「知っていらっしゃるんですか?」
「…まぁ、変わったヤツだからな…」
何か知っているのか…
昨日のことを思い返してみる
家の中は何かの実験器具と薬品、本が詰まっているような感じで、
生活感のない部屋
科学で出てくるような単語
……ホットケーキ
…あんま思い出したくなくなってきたなァ
「複雑で訳がわからんヤツだが、害はないだろう。」
「害がないならいいんですけどね」
…ホント、訳わかんないから何してもおかしくないでしょ。
結局よくわからず終わった
調べる気もなくなったし…
もやもやした気持ちで道を歩いていると、嫌な予感…
なーんか見たことある後ろ姿
目があった
「あ、昨日の銀さんだ〜」
「はははー…どうも〜?」
噂の紫陽君だぁ〜(棒読み)
うわぁ〜…どうしよ。
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