大反省会


ボコボコの地面に座り、3人と向き合う


「じゃ、まずはじめに反省点」


目線で春野サクラから順番に、という


「え…っと…」

言いにくそう。
ま、頑張れ

そのあと他の2人にも反省点を言わせた。

力の差がありすぎるとか、体力が持たないとか、攻撃に威力がないとか、ガードが遅いとか
まぁ、クダラナイ感想がでてきた



カカシ先輩…甘やかしすぎてませんかね?
こんなんじゃ、強くなれないし、そのうち死ぬ。


「………それ、忍が言う反省?」



3人が沈黙する。

うちはサスケは何か言いたそうだけど、喋らせたらめんどくさそう。


「1.具体的でない、2.敵観察できてない、3.自分を理解できてない。……こんなんじゃ、強くなれないよ?」


うちはサスケと春野サクラは何か理解したようだが、…うずまきナルトは…うん。


「じゃぁ、どうすりゃいいんだってばよっ!」


怒鳴ってくるうずまきナルト


まぁ、落ち付けと視線を送る


「……まず、お前は、周りを見ろ。攻撃が基本、右からっていう自分の癖知ってたか?正面突破もいいが、相手より2倍以上は強くないと死ぬぞ」


「次、春野サン。頭が先に動いて行動が遅い。自分じゃ、防御に入るのが早いって意識もしてないだろうね、あと防御中も隙が多い。」


「最後、うちはクン。君は攻撃時に、攻撃する場所を見る癖あるよ、そんなんじゃ先読みされる。あと、自分に自身持ってるのもいいけど、ほどほどにね」


面食らったような顔

逆ギレされそう。ま、自分達が悪いんだけど



「毎回とは言わないけど、自分で反省点出して、解決してくことも大切。人に頼ってばっかじゃいけない。死ぬなんて嫌でしょ」



「……っ!」

「こんなこと言われて悔しいなら、2度と言われないようにするんだな」


今にも飛びついてきそうなうずまきナルト


「ナルト…なまえ先生の言ってることは正しいのよ。」

「そうだな、そのうちカカシのヤツにもこんなこと言われそうだしな」

「……。」


少し落ち着いたうずまきナルト


………あぁ、案外チームワークいいんだね。


「ま、みんな下忍にしてはいい筋してるし、これから頑張って。じゃ、疲れたし、どっかて甘いものでも奢ってやるよ」



急に嬉しそうになるんだな。
餓鬼って扱い楽だー…





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