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その後もいろんな方法を考えてみたけどいい案は出なかった。
時間も大分経った
捕まらずに残っているのは俺だけ
でも1人で鈴を取る気なんてないからなぁ…
全力でやれば、取れるかもしれないけど俺がやりたい事ではない
みんなで忍になって、いろんな人を幸せにしたいだけなのに
はぁぁ…何にもできない自分に腹が立つよ…
カカシ先生がこっちへ向かってくる気配がするけど、もうそろそろ隠れてばかりいないで何かしなきゃなぁという気持ちもある
チームワークを作るのって簡単じゃない
けど、みんなで協力とかしていけば、少しはできると思うけど…
もうネタ切れです…俺の頭ではもういいアイディアが浮かばないや。
「お〜やっと見つけた」
カカシ先生にも見つかってしまったし…
「見つかっちゃいましたねぇ」
乾いた笑いがこぼれる
「ねぇ、君は何で鈴取りに来ないの?」
いきなり問われた質問に驚く
「え…」
まさかそんなこと聞かれるとは思わなかった
「他のヤツらは必至で取りに来てるぞ?」
「それは…カカシ先生相手に1人で鈴を取れると思わなかったので、みんなで取ろうって誘いに行っても断られて…な事をしてたら今になりました…?」
「何で疑問形なのヨ…」
「いやぁ…みんなに断られて少々凹んでいるので…」
「そ、でももう君しか残ってないよ」
「ですねぇ…」
「ほらかかってきなよ」
うぅぅ…1人で取りに行くしかないのかなぁ…
天さんがつけたチート設定ばれたくないしな…
取り合えず…鈴とれたらみんなの所へもってこうか…
あまり気が進まないが、仕方ない。
気持ちを切り替えて、勢いよく地面を蹴った。
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