25

木の影でなんとかカカシ先生が通り過ぎたのを確認し、少し安堵する。

いやぁ…心臓に悪い…



ナルトも捕まってるし、サスケも春野さんも一緒に鈴を取りに行こうとはしてくれない。
どうしよう

何かいい方法は無いのかなぁ


取りあえず捕まってるナルトを助けに行きつつみんなで鈴を取る方法を考える







「ナルト大丈夫?」

カカシ先生がいないうちにナルトのもとへ行き縄を解く

「イチ!ありがとなっ!」

笑顔で言うナルト
ほんと、ナルトの笑顔は温かいなぁ。

そんなことはさておき、


「ねぇ、みんなで鈴取りに行かない?」

「え?」

「1人じゃ無理だけど、4人いれば取れる確率もあがるよ。それにできたばっかりだけど、俺達チームじゃん」


納得いかないような表情をするナルト


でもここで引くわけにもいかない。


「ここは1人で行くべきじゃないよ!」


「………。」


「ね、」

「イチが言いたい事は分かったけど、俺は1人でできるってばよ」




そういいナルトは森の中へ入って行った



「……はぁ」


本当、どうしよ。

こんなんじゃ、本当にアカデミーに逆戻りだ。








[back] [next#]

[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -