08

「何してるの?」

ひょこりと顔を出したら、ナルトは驚いた顔をする



「や、別に何もしてなってばよ!」



嘘つけぇ〜…



「じゃ、手に持ってるの何?」


ナルトの手に持ってる袋の中には何かが入っている


「げ…」

「別に俺、何もないから教えてよ!」

「……雑草」

「雑草…?掃除でもしてたの?」

「今日イルカ先生にいたずらしたら怒られて、雑草取れ!ってなったんだってばよ…」

「そーなんだ」

「お前、俺に話かけるんだってばよ?俺みないな化け物と話さない方がいいってばよ!」

「え、いいじゃん俺の自由だし。あと、君は化け物じゃないじゃん。」



………みんなに避けられてたのかな?
化け物扱いされて…

考えてみれば俺も化け物みたいなもんだよね
一回死んだはずなのに、生きてるって。……世界は違うけど。


その場にしゃがみ込んで、目の前の雑草を引き抜く

おぉ、スポって抜けて意外に楽しいかも!



「…!!お前、何で手伝うんだってばよ?」

「イチ」

「へ…?」

「俺の名前。お前じゃないもん。月夜イチ、よろしく!」

ピースもしてみる

俺はナルトの味方だよ。
周りがどう思ってようが、関係ない。



「俺は、うずまきナルトだってばよ!よろしくなっ!」







そのあと30分ぐらい雑談しながら草むしりして、家に帰った。


家に着いたらいきなり天さんが出てきて驚いた、
天さん…本当に、なんでもできるのね…








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