07


目を覚ますと見慣れない風景が目に入る

あー…そうだったね。
昨日の出来事を軽く思いだした

とりあえず、どうしたらいいか全くわからないから、ロイさんの所へ行こう



ロイさんが寝ている所までいき、何回か声をかける

「・・・・。」

コイツ…起きやしない
さて、どうやって起こそうか

なんかいい方法ないかなぁ、水ぶっかけるとか?
でも水遁とか威力強くなりすぎそうだし…

地味に殺気でも出すか?
陰湿ないじめっぽいけどいいか!


………3、2、1っ




驚いて起きたロイさん

「あ、おはようございますロイさん!」

「・・・・今のは何だ・・?」

「ロイさんが起きないから殺気を少しだして起こさせました!」

「・・・・・・はぁ」

「溺れて起きるよりマシでしょ?」


お前は何を考えているんだ・・・


そーゆう目で見ないの
別にたいしたことしてないじゃん




「時間大丈夫ですか?」

もうだいぶ日が昇ってるんですが、

「ん・・・?ヤバいな」


自分で起きろよ…大人だろー



ご飯を食べたロイさんは急いで着替えて出て行った。

オレは好きな事してていいらしいから、ロイさんの追跡でもしようかな
だって気になるもん。いろいろと♪


軽い足取りで家を出る


街の見物の屋根を移動、もちろん一般人に気づかれるなんてヘマはしません!
気配を消してロイさんを追う。

どうやら、あのでっかいのが軍らしい。
うーん、どうしよう監視いるけど殺れば楽…じゃなくて、普通に通れるけど…
とりあえず観察でもしよう!





午前中、ずっと見ていたけど…
とりあえずほぼ今まで見た人全員弱い…。
これで街守れるの?って感じ
やっぱ木の葉とは全然違うなー


お、ロイさん出てきた。
……他の人もぞろゾロゾロ出てきた。

追うか。にしてもここの道走りにくい
地面石だし。
土のほうが、慣れてるんだよね。






またロイさん追ってきたのはいいけど、ここどこよ
また車よりでかい鉄の塊あるし。
長いなぁ…、不思議すぎるねぇ…オレの頭じゃ理解できないものが多すぎるよー!

カカシが見たら驚くよねー絶対!


ん…?アレはぁ…

ふと、目に入ったのは、
金髪少年に歩く鎧


ん…これって…
何だっけ…思いだせない、

まぁ、いいか←


人も多いし、気配消して近づくか。
なんならロイさんの真後ろにでもいてやろうかな?
…かわいそうだからやめよう、うん。



一般人と混ざり様子を見る。


変なおっさんが鉄の塊の中から出てくる
どうやら敵らしい

ロイさんが火を出した
おっさんがその火を浴び、叫びだす。

ロイさんの攻撃、いくら手加減してるとか言っても中忍のチョイできるやつぐらいの威力じゃね…?
もう少し強くても…よくないか?

敵攻撃するならさ。



「てめえ、何者だ!!」

「ロイ・マスタング、地位は大佐そしてもうひとつ…“焔の錬金術師”だ。覚えておきたまえ。」




・・・・ぷっ。

その決めゼリフはないでしょw
だってロイさん、かなりヘタれっぽいし…

笑いをこらえているのが大変っ



ありゃ…?…ばれたww


あー…ロイさん、そんな目で見るなよーw
だってしょうがないじゃん、ツボっちゃったんだもん?w


「こんにちはー焔の錬金術師さん、そしてすみません、セリフがかなりツボったんで…w」

ひらひらと手を振りながら笑顔で言う


怒っているのをこらえてますねー
けど本当に爆笑もののセリフだったんですから
だってあのドヤ顔であのセリフwwwwww


「・・・お前はっ・・・」
怒鳴りそうですよ、あー怖い怖い。


「大佐、知り合いですか?」
近くにいた女の人が言う。

「・・・・訳ありのな・・・」





…そろそろ逃げよっかな。


「逃げるなよ?」

「逃げても捕まえられない人がそれいったら恥ずかしいよ?」

「・・・・・」




火に油注いだかも、まぁいいや。
綱手様よりは怖くないだろう。あの人より怖かったらオレ死んじゃうからw







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