02

しばらくこの街をうろうろ歩いたが、ここはどうやら木の葉の里ではない。
まぁ、普通に考えてもそうだけど。

それと、何故かある古い本のこと
この本は普通に読めた、内容は夢で見た話と一緒
主人公らしき人物は、エドワード・エルリック。
この街の雰囲気とかを見ていると、この本の舞台はこの世界なのかもしれない

勝手に本屋らしきところで地図を探したが、文字が読めなかった。
本当…、何かオレ、最悪なことになったんだけど


てか、何で生きてるんだ本当に
オレ死んだんだし、もう木の葉には帰れないなぁ。
たぶん今頃、あっちじゃ、オレ英雄になってるし。


まー…目的もなくなったし、どうしよ
せっかく生きてる(?)んだし、2度目の人生大切にしよ〜


さて、どうやって生活するかな。



一応暗器はあったし、チャクラも使える。
巻物もいくつかあった、口寄せもできるって・・・・どーよw


とりあえずここら辺一帯を覚えなきゃな。
てか、この世界には忍いないの?
全然警戒してる人がいないし、殺気もない



慣れるかなァ…この雰囲気



周りをキョロキョロしてたら声をかけられた。

「お譲ちゃん、こんなところで何してるの?」

・・・・お譲ちゃん?
いつも間違えられてるからもうツッコミたくないわぁ〜…


「どうも、お兄さんこそ何してるの?」

やべぇ、変な人に捕まった…
逃げれるけどなぁ。めんどくさいなぁ

てか、言葉は通じるのね。


「ん?俺?かわいいお譲ちゃんが寒そうな格好で軍の近くにいるから何かなーって思って」

軍?あぁ、あれか!
この本で読んだぞ。なんとなくわかる。


「寒くないですよー心配してくれてありがとうございます」



さっさと逃げるが吉かな?



「おぃ、ヒューズ。何やってる」

変な人の後ろからまた変な人が来た

「やぁ〜こんなとこに子供がいてさぁ〜」

「はぁ?」


もしや、立ち入り禁止区域みたいな所に入ったのかオレ?
文字読めんし、まったくわかんないんですけどぉー


「お前、ここで何してる?」

「あ、や、ただのホームレスですよ。」
営業スマイルで言う
ボロ出ないうちに逃げたい…


「ホームレス?」



んー…この人…

あぁ、そうだ!
夢で出てきた人だ、えーっと…
ロイさんだ!ってなんでこんなに分かるんだ!?


「こんな子供が?家はどこだ?」

「おいおいロイ〜、子供にその言い方はないだろ」


げっ・・・その質問NG!
けど、この人たしか…まともな人だったな、たぶん←
うーん…説明して分かってもらえないだろうし

けどなぁ〜…大丈夫だろ
何とかなるさ!
当たって砕けろ!

もし駄目だったら、殺っちゃえば…じゃなくて、口封じしとけばオールオッケイだろ



「えぇーっと火の国。木の葉の里です・・・。」


−−−−沈黙。


やべぇ、コイツ大丈夫?とか思ってる!そんな顔してる


「お譲ちゃん、嘘はいけないぜ。」

「嘘じゃないんですけど。」





あぁ、やっぱめんどくせぇ………






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