08

ロイさんにバレました


カカシに昔言われたことを思い出した


お前は任務の時以外、忍らしくない。


任務は任務。普段は普段ですから。
でも、やっと普段でも真面目にしなきゃいけない時もあるって今日思いました!


いつもヘラヘラしてるといくら任務でもでちゃうよ?

ミナト先生にも言われたなぁ・・・懐かしい。
そして出ちゃいました、テヘペロ←




あーあ、真面目に言うこと聞いとけばよかったなぁ。もう遅いけど。



「なんでついてきた?」

「暇だったから。」

「いつからついてきた?」

「朝から」
にしし、と笑う

苦笑されたよ。
まぁ、朝からついてきたの気付かないロイさんが悪い。
・・・・って気付かれないようにしてたけど。

まぁ、どんまいだ!どんまい!



「大佐ぁ〜・・・・隠し子なんて聞いてないですよぉ!?」

・・・・わお、そこの貴方?今なんて?

「ふざけるな!誰の隠し子だ!!」

「大佐、とりあえずその子誰ですか?」
ホークアイさんまで・・・


「えーっと、ボクは天月夜って言います。親がいないんで、親戚のロイさんの家で生活させてもらってます」

口裏合わせろよ!
そう目線で送る。

「そういうことだ。だから隠し子なんかじゃない!」


よしよし、これで誤解は解けるはず、
さて、さっさと逃げよう。そうしよう。




………逃げれないw


「大変だなぁ〜、こんな人と生活するの大変じゃないか?」

「そんなことないですよ〜」
大変に決まってるじゃん!朝起きないし、部屋汚いし!

「それより、朝からついてきたってどういうことかしら。」


・・・・やべっ



「暇だったのでロイさんにいつまで気づかれないか遊んでました」

なんつー遊びだよ
嘘ヘタだなぁ。オレ・・・


「最近の子供はすごい遊びをするなぁ・・・」

「あぁもうっ、この距離じゃ一人で帰らせれないじゃないか!」

「ははは〜!」

はぁ、何でこんなことに・・・と、ため息をつく大佐
ため息つきすぎじゃない?

「今日だけだからな!」
そういいついてこいというロイさん。

おおお?それはもしや・・・

「軍連れってってくれる!?」
やったー!
ロイさんの後を追う。

ふふふ・・・作戦も何も立ててないが、作戦成功な気分だぜ




「ん?大佐、その子どうした?」

「訳あり問題児だ・・・」

「あ、どうも夜です。」
そこには金髪の少年と大きな鎧

「僕、アルフォンス・エルリックよろしくね。」

「俺はエドワード・エルリックだよろしくな!」

「よろしくー」
やっと主役の登場、そんな感じですかネ?
身長小さい、小さい言われていた彼も結構普通じゃん。
オレとどっこいどっこい

別に、身長が小さいのにオレは不満ないけど。
今から伸びるし。


「なぁ夜!お前何歳?」

「15」

「そうなんだー!」

「エドワードさんとアルフォンスさんは何しにここに来たの?」

「あ、エドでいいぜ。」

「僕もアルでいいよ」


おぉ、どうもです
大分呼びやすくなりました


「兄さんは国家錬金術師なんだ。すこし軍に調べ物に来たんだよ。」

「すごいね!国家錬金術師って強いんでしょ!?」

まぁ、よくわからないんだけどね


「そうでもねぇよ!」
照れくさそうに返事するエド

「じゃぁ、二人とも強いの?」

「まぁ、そこそこ?」

「へぇそうなんだ!今度、一緒に組み手とかやらない?」

「え、いいけど・・・」

おっし!
最近本当に運動不足でねぇ・・・
強い子と戦いたいのよ!でも殺り合いはイケナイから組み手で!

「ありがとー!オレあんまり強くないけど、がんばるよー!」

綱手様に一回も勝った事ないんだよー
いやぁ・・・自分の弱さを痛感しますね。
まぁ、あれはチートだけどさ。



子供同士、変な会話をしながら軍へ行く。
あーなんか楽しみだな!








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