▼ 押してダメなら引いてみろ!
なんか色んな目線入ってる(´ω`)
「ちょっと、離れなさいよ!」
「離さないー!」
笑いながら抱きついてくるアズールがウザい。
あと痛い!
「離れなさいって!」
バシッと勢いよくアズールの腕を振り払った。
我ながら強い力で振り払ってしまった。
「…!」
「あっ…」
「うん…ごめん…ウザかったよね…」
怒った!?嘘っ…
あたしは急いでアズールを呼ぼうとしたがアズールは走り去っていってしまった。
「あっアズール…」
自分でも語尾が小さくなっていくのが分かる。
確かに自分が気にすることじゃないしだとは思うけど、色々と集中出来ない。
下手すりゃご飯まで食べ損ねそうで怖い。
アズールとは目が合っても逸らされる。
こんなギクシャクした関係が1日過ぎた。
今日は何となく、いつもアズールと会う場所までやって来た。
座りこんでいると目の端にアズールが見えた。アズールもあたしが座っていることに気づき、うろたえていた。
もうこんな関係やだ。
「あ…アズール!」
「何かな…?」
アズールが少々落ち込んだ様子であたしをみた。
「こ、この前は強めに離して、なんて、ごめんなさいとか思ってないから!」
「セレナ…?」
「なんか、あんたが落ち込んでたから、かまってやっただけだから!」
アズールが驚きの顔でこちらをみた。
それから苦笑いしながら、
「僕も騙したりしてごめん」
「騙す…?」
「いやーセレナがいつになってもデレないから」
は…?じゃあずっと嵌めてたってこと…?
「ハァ!?そんなことのタメに!?あたし、すごい心配したのに!」
「心配!?「してない!あ゛ー心配なんてしてない!」
「でも、騙してたとしても仲直り出来て良かった」
「あたしはよくないわよ、バーカ!!」
ここから本気の喧嘩になり、アズールがセレナに許しをもらったのは1時間後だったらしい…
―――――
わぁーー!!!ぐっだぐだだー!!
またまた口調可笑しかったらごめんぴよー!
後展開早くてごめんね(´・ω・`)
ではでは
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