小説 | ナノ


▼ 09


秋編ラスト…かな?
ガチ会話文注意。



秋  09


『最近涼しくなってきましたねー』

「えぇ…そうですね…名字さん…どうして貴女が職員室にいるんですか!?」

『え、ダメですか。』

「いや…貴女がくると鬱陶しくてですね」

『ちょっとさらっと笑顔で言うのやめてくれます?』

「おや」

『いや「おや」じゃないっしょー…』

「そういえば名字さん」

『?はい?』

「貴女部活はどこ何ですか?」

『 あ 』

「 は? 」

『入るの忘れてた…!』

よーし、もう2年から入っちゃうぞ☆
ってマジで忘れてた…!

『先生!まだ入れますかね?部活!』

「さぁ…この時期3年生は引退した部活が多いんじゃないんですかね…」

『じゃあ2年になったら入ります』

「え?今からじゃないんですか?」

『えへへ…秘密です!では、失礼しました!』

ガチで良いこと思いついたよ私!



「………さぁ何をしでかすんですかね…」
午後5:15の出来事の日。

―――

『はあっはあっ』

私は今廊下を猛ダッシュしている。あの頃の私ではない!


ドンっ

『 うぁっぷ! 』

またしても懐かしく転んでしまった。

「あぁ…名字さん」

『へ?……!!邑輝医師いい』

「なんか懐かしいですね」

『そうですかって初めて会った時もこの会い方でしたよね』
「そうですね」

『では!』

私はまた走り出した。


―――――

オチなし許して。



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