紙飛行機の嫉妬








あいつ、又知らない女子と喋ってるな。





俺の知らない間に、知らない言葉で、知らない素振りで…











むかつく





俺とはがんがん悪口ばっか叩き合ってるあの口が





優しく微笑むのが





知らない女子なんかに





あれは俺に向けられる筈だったものだ





そうだ

きっとそうだ











あいつを独り占めしたい





あの顔を  髪を  手を





全部俺だけの為に





差し出してくれれば良いのに













[ 28/52 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[Book mark]


[Color][Draft][Comic][Novel]

[Main]

[Home]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -