紙飛行機の嫉妬
あいつ、又知らない女子と喋ってるな。
俺の知らない間に、知らない言葉で、知らない素振りで…
…
むかつく
俺とはがんがん悪口ばっか叩き合ってるあの口が
優しく微笑むのが
知らない女子なんかに
あれは俺に向けられる筈だったものだ
そうだ
きっとそうだ
…
あいつを独り占めしたい
あの顔を 髪を 手を
全部俺だけの為に
差し出してくれれば良いのに
な
。
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