※若干破廉恥
※多分ヤることはヤってても多分ふたりは恋人未満
※西さんが東さん大好きっこ










ただ、一人の存在だけで情けなく眉をたらす彼が腹立たしかっただけだった。何日も何日も彼女の名前を呟く彼に苛々しただけだった。二人っきりでいるときにまでそんな調子なものだから、僕は無性にむしゃくしゃとして思い切り隼人の金髪を無理矢理引っ張り公園のベンチへ放り投げた。すると彼は痛そうに顔を歪める。そんな彼の唇を強引に奪うと彼は馬鹿みたいな顔をして呆然としていた。次は舌を入れようかとも思ったがさすがに我に帰ったのか、後ずさりながらわなわなと唇を触りながら「こんなところで何をするんだサウラー!!」と大声で叫んだ。僕は「今は南瞬」と呟くと無理矢理彼のズボンに手を突っ込んだ。上から「うぎゃっ」何て言う色気もへったくれもない声が聞こえて僕は「ムードぶち壊し」と鼻で笑いながら手を進めていく。真っ赤になりながらも隼人は「人がきたらどうするんだ」と吐息まじりに言った。僕は(やることには問題ないんだな)と思いながら「見せ付ければいいよ」とだけ言うと思い切り彼の首にキスをすると、歯型が残るくらい思い切り噛み付いた。






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