南沢さんが寝てる倉間にちゅーするだけ 付き合ってない倉南
これは一体どういう状況なのだろうか。部活帰りで、ついうとうとと自室で寝ていた。するといつもなら寝ている俺を起こすのに蹴りを入れるような色気皆無の南沢先輩が、愛おしそうに俺の頬を撫で、俺の上に四つん這いになり、自分から唇を重ねてきた。薄目でみたから間違いない。最初は流石に俺がいつ起きるか不安だったのか唇が軽く触れるだけだったが、それも次第に深くなっていく。南沢さんの甘い吐息が漏れ、口から垂れる唾液が空気に触れてくすぐったい。目を閉じているせいかいつも以上に水音も吐息もすべてがクリアに聞こえて更にいやらしく感じる。…やべえ、超エロい。
本当なら目を開けてもっと凄いことをしてやりたいところだが(といっても俺にそこまでテクニックはないが)ここで目を開けたら逃げられるか殴られるかのどちらかなのは目に見えている。そんな惜しいことは避けたい。あの南沢さんがやっと素直になったのだ。こんなこと、もう一生無いかもしれない。そう思いながら俺はゆっくり、彼の香りを吸い込んだ。
素直になれない僕等 (折れてしまえば楽になれるのか)
20120317 お付き合いしてない倉南 南沢さんは基本盛ってるといい 古いやつを書き直して倉南にしました
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