ポケモン夢 | ナノ

小さな上司に論破されて恥ずか死にそう



パルデア地方、ポケモンリーグ。
ポケモントレーナーならば誰でも一度は憧れ、高みを目指す為に挑みたいと思うであろうこの最高機関で、なんでわたしが働けているのかは未だ疑問に思うときがある。

わたしが面接を受けたあの日、眼鏡をかけにこりと微笑んだ彼女の深い赤みがかかった瞳が細まると、思わず唾をゴクリと飲み込んだ。

「はい、これで面接は以上です。受け答えもハキハキと出来ていますし、笑顔も申し分ない。うん、採用です。いつから出社が良いとか希望はありますか?」
「え?」

ダメ元で受けた面接。趣味は甘いものが大好きなミミッキュとカフェ巡り。あとは映画を見ることくらいなもので、真剣にバトルをしていたのなんてアカデミーに通っていた頃ぐらい。特別才を持ち合わせていない普通の女であるわたしが、まさかその場で採用されるだなんて。

きょとん、としているわたしに、彼女は眼鏡を取ると固く凛としていた表情を崩した。


「経験や知識は多い方に越したことはありませんが、それが何も旅をしていたからだとかバトルが強いから優秀、とばかりではないですよ。…んじゃ、改めまして。自分チリちゃん言いますねん。これからよろしゅう頼みますわ」


レザー調の手袋を嵌めた彼女が席を立ち、わたしの前まで歩を進めると握手を求める。反射的に手を差し出せばそのままきゅ、と握られた。手元から彼女へと視線を移し替えると、彼女の耳元のじゃらついたピアスがきらりと光っていた。








パルデアに生まれ落ち23年、ポケモンリーグの受付嬢として勤務し3年。給料申し分なし、福利厚生も文句なし。なんてホワイト企業。

「それはウチらだけだって。四天王様たちやトップは大体遅くまで働いてるし、多忙時は休みもないみたいよ?」
「ですよねぇ。わたしには考えられないです」

てっきり裏方の事務に回されるかと思いきや、受付業務の手が足りないらしくそちらに回されそこに配属すること早3年。残業もほぼないこの業務はわたしにとっては天職であった。

その日も1日何事もなく定時まで後残り10分。明日はお休みだし、ミミッキュの好きなチュロスでも買って帰ろうなんて頭で予定を立てていると、エレベーターの音がチン、と鳴り響いた。

「お疲れ様ですナマエさん」
「えっ!?あ、はっハイ!お疲れ様です!」

エレベーターから顔を覗かせたのは我らのトップ、オモダカさん。気品溢れる笑みにわたしの声は裏返る。即座に席を立ち、背筋はピンと線引きのようにまっすぐ張った。この人、口が裂けても言えないけれどなに考えているか分かりづらくて少し苦手なんだよな。

先程までお喋りしていた隣に座っている先輩も口を閉じる。なんともいえない緊張が走るなか、オモダカさんは腰まで伸びた髪を靡かせてわたしの前で立ち止まった。

「最近の調子はどうですか?」
「ちょっ調子ですか?至って健康、元気でございますっ…」
「それはなによりですね」

同じ職場で働いているとはいえ、普段挨拶を交わす程度のわたしを何故名指しに!とそんなことばかりが頭に過ぎり、上手い受け答えなんて思いつく訳がない。

「そっそれでえぇと…ご、ご要件は?」

恐る恐る言葉にするもまたもやにこりと微笑まれ、わたしの喉元から小さく悲鳴じみたものが漏れた。

「そんなに怯えなくても。別に取って食おうなんて思っていませんから」
「いっいえ!そんなことは思ってません…けど」
「ふふ。いえね?最近ポピーがアナタに随分と可愛がって貰っているとお聞きしたものですから」
「え……」

わたしの顔から血の気が引いていく。青ざめていくわたしを見るのが面白いのか、反対にオモダカさんは口に手を当て肩を震わせていた。

「それで突然で申し訳ないのですがお話がありまして」
「なっなんでしょう…」
「人事異動をお願いしたいな、と」

わたしの目の前が一気に真っ暗になる。
何が!何がバレた!?とぐるぐる脳内はフル回転。隣の先輩は知らん顔。ひどい。
背中から嫌な汗はくし、きっと顔は分かりやすく引き攣っている。それでも顔色ひとつ変えないオモダカさんの圧が怖すぎる。

事務所にあった地方のお土産ラスト1個を食べてしまったから?いや流石にそんな小さなことで怒る人ではないよな。そもそも事務所に顔を余り出さないし。
じゃあいくら四天王のポピーさんに頼まれたとはいえ仕事中に外へ出てクレープを買いに出掛けたから?でもポピーさんがどうしても食べたいってくりくりなお目目を潤ませたから断れなくて…。

あんなことやこんなこと。色んな事が走馬灯のように駆け巡る。何が原因か分からないがわたしは何処か遠い地へと飛ばされるのだと落胆を隠せないでいると、トップは更に思いもよらないことを口にしたのだ。


「ウチのポピーの専属秘書になってもらいたいのです」
「はい??」







「ポピーさん、そろそろ会議の時間が…」
「えー!いま遊び始めたばかりなのにイヤですー!トップのお話長いもん!」
「ちょ!そっそんなこと言わずっ」

慌ててシーっ!と人差し指を立てるも、この可愛いお顔をした少女、ポピーさんの目にも耳にも全く届かない。

オモダカさんが口にした秘書とは聞こえはいいが、なんてことはないお世話係のことだった。大人の仕事をまだ幼い彼女が全てこなせる訳はなく、かといって彼女は四天王なのでやらなくてはならない仕事も少なからずある訳で。それでも他の四天王に比べて空き時間が多かったりと暇を持て余してしまうことも多いので、そこで元からポピーさんと関わり(遊び相手)があったわたしが選ばれたのだ。

「ナマエちゃん!ポピー"さん"じゃなくてポピー"ちゃん"って呼んでって何度言ったら分かるのですか!今日という今日は呼んでくれなきゃメッ!なのです!」

ぷんぷん、と口を膨らませ眉を寄せるポピーさん。両腰に拳を当てて怒る姿も可愛いな。なんにも怖くない…じゃなくて!

「いやでもそれは流石に…」
「呼べと言ったら呼べなのです!これはじょーしめいれいなのです!」
「う"っ」

ここぞとばかりに四天王の権限使ってくるの狡くないですかポピーさん。ポピーちゃんと呼ぶまで会議に出席しないと駄々をこねる彼女はわたしの姪とそう歳は変わらない筈だが、どういった生活をしたら四天王まで上り詰めることが出来るのだろうか。世の中不思議なことで溢れてる。

「ぽっポピーちゃん…」
「はぁい!なんですかナマエちゃん!」

こんなに嬉しそうな顔をされると呼ばない訳にはいかない。ぎゅうっと抱き着いてくれるポピーちゃんがわたしの癒しになっているのは事実である。こんな可愛い子がバトルではけちょんけちょんに相手を負かすんだからそのギャップにやられファンになる人も少なくないだろう。

「後10分程で会議が始まります。わたしの首が飛びかねないので、支度してくれますか?素敵なレディはお仕事もこなせないと。それが終わったら、アイス買いに行きましょ」
「アイス…分かりました!ポピーはレディなのでちゃんとお仕事します!」
「素晴らしい!流石です!ありがとうございます!!」

会議にやっと出席する気になってくれた彼女に胸を撫で下ろしたところで、部屋の扉をノックする音が聞こえた。

「あっチリちゃん!お迎えに来て下さったのですか?」
「おー。ポピーが駄々こねとるんやないかと思てなぁ」
「そんなことないです!ポピーは今支度をしている最中なのでっ」

キャッキャ、と喜ぶポピーちゃんとは反対に、わたしの方口端は若干引き攣る。この仕事は好きだ。嫌いじゃない。人事異動になりポピーちゃんのお世話係になっても毎日充実した日々を送ってる。

ただ、わたしが苦手な人。
トップのオモダカさん。




と、チリさんである。


「ナマエちゃんいつもポピーのこと可愛がってくれてありがとさんなぁ」
「いえ、わたしも楽しいので」
「そーなのです!ポピーとナマエちゃんはお友達なので!仲良しさんなんですー!」

そーかそーかとポピーちゃんの頭を撫で、チリさんはわたしの前まで歩み寄る。そうしてわたしの肩に手を回すのだ。

「あれ?髪型変えたん?」
「ちっ近いです!!」

耳に息が掛かるような距離感に思わず体は反射的に後ずさる。いつまで経っても慣れないその距離に過敏な反応をしてしまうから、チリさんはケラケラと笑って面白がるのだ。

「そんな離れなくてもええやん。チリちゃん泣いてまうわ」
「すっすみません…」
「いや?照れてるのも可愛ええわ」
「照れてません!!」

こうしていつもからかわれてるのが分かっているのに本気で反応してしまうから、チリさんにとっては思うがままである。

「あー!チリちゃん達仲良しさんで狡いです!」
「せやろせやろ?えぇやろ
「ポピーとナマエちゃんはもっと仲良しさんなのです!」

ヤキモチをポピーちゃんが妬いてくれるのは嬉しいことだけど、ちょっと待って。これを何処からどう見れば仲良しさんに見えるのだ。どう見たってわたしの反応を見て面白がっているようにしか見えないんですけど。

「まぁポピーはお仕事の後ナマエちゃんとアイスを買いに行く約束をしてますので!」
「へぇ。そりゃ羨ましいしいなぁ」

ポピーちゃん。一応仕事中ですのでそういった事は謹んで下さると嬉しいのですが。そんなわたしの言葉は届く訳なく、チリさんとポピーちゃんは会議室へ向かう為歩き出す。2人の後ろ背を眺めていたら、急にチリさんが此方へ振り返った。

「じゃあ夜はチリちゃんとご飯行かへん?」
「…予定があります」
「手厳しいわぁ。そういうとこも嫌いやないけどな」

そう言って今度こそ部屋を出て行ってしまった2人。
行く訳ない。本気にする訳ない。
わたしの頭が固いだけかもしれないが、チリさんの距離と誘いや言動に胸をときめかせていようものならきっと泣きをみる。


わたしの対応はこれであっている筈だ。







「なぁなぁチリちゃんといつになったらご飯行ってくれるん?」
「行かないって言ってるじゃないですか。わたしの帰りを持っている子がいますので」
「は?それ誰なん?ってかオトコいるん?」

慣れとは恐ろしい。これも更に数ヶ月経つ頃には受け流しがスムーズに出来るようになってきた。受付業務をしていた頃からチリさんはこんな感じであったが、ポピーちゃんのお世話係に任命されてから顔を合わせることも増えたからか最近は前にも増して誘いも多い。

チリさんの瞳をじぃっと見つめる。そんなに濃くない化粧の筈なのにどうしてこんなに肌が綺麗なんだろう。

とはいえ、流石に真に受けはしないが一瞬心臓が飛び跳ねるのは毎度変わらないので別のことを脳内で考えることに必死だ。

ハッサクさんとミニリュウの生態について出掛けて行ったポピーちゃん、早く帰って来て!

「ミミッキュです。寂しがり屋なので1人にしておけないんですよ」
「あー…そかそか!ミミッキュ!可愛ええもんなぁ。じゃ、チリちゃんが家に遊びに行ってもええ?」
「無理ですって。というかチリさんのこと好きな子いっぱいいるでしょ?その子たちと遊びに行ったらどうなんですか」

ぱちぱち、と彼女の瞳が瞬き数回。
数秒固まったチリさんはハッとしたかのように口を開いた。

「え?ヤキモチ妬いてんの?」
「んな訳ありますか!ただチリさんがおモテになることは存じておりますので」

今の発言でどうしたらそう思えるのだ。一度チリさんの頭の中を覗いてみたい。眉を顰めるわたしに、一拍開けた彼女は静かに口を開いた。

「んーいや全然?モテへんよ」
「分かりきった嘘は良くないですよ」
「嘘じゃあらへんって。好きいうてくれる子は確かにおるけど、この仕事じゃ時間取れへんくてやっと会いに行けば振られてばかりやもん」
「あー…そうなんです、ね?」
「そうそう。で、今だってこぉんなにチリちゃんが押しまくってるのに本命には毎回振られとるし」

チリさんの瞳とわたしの瞳が重なり合う。
ダメだ。抑えたいのに心臓が急速ピッチでバクバクと音を鳴らす。チリさんの指がわたしの頬をそっと撫でた。

「ここまで言って、分からん自分じゃないやろ?」
「え…えっと、」
「ナマエちゃんのことが好きなんやけど」

脳内キャパオーバー寸前。
でもわたし、直ぐに冷静さを取り戻した。

これもきっと、本気ではないのだと。
現に今だってチリさんの表情は緊張の一つも見当たらないし、わたしの反応を伺っている。これはきっと、赤くなるわたしを見たいが為だ。きっとそう。距離が近いのは同性だからかもしれないがわたしだけでもないはず。事務所内の女の子達は皆チリさんにメロメロなので。それに遊びだとしても仮に付き合った日には、チリさんガチ勢にはかいこうせんを打たれかねない。ヤダ、まだ死にたくない。やはり、ダメ。絶対。

だったら、伝える言葉は決まっているじゃないか。

「えっと、」
「ん?」
「軽い発言は時に人を傷付け死に貶めると思いますっ!!」

今日がこの会社に就職してわたしの喉から一番のハイパーボイスが出たと思う。ポカン、と口を開けているチリさんに会釈をして、そろそろ戻って来るであろうポピーちゃんを出迎える為にその場を足早で後にした。


わたしの言動は、これで合っているはずだ。






「ポピーちゃん、ココアいれて来ましたよ」
「わー!じゃあ休憩しましょうなのですー!」

来客があるからか給湯室には先客がおり、少しココアをいれるまでに時間が掛かってしまった。ぴょん、とデスクの椅子から降りたポピーちゃんの室内には小さな可愛いテーブルがある。そこにお茶菓子とココアを飲むのが休憩時のお決まりなのだ。

ふぅふぅとココアを冷ましながらポピーちゃんは1口ココアを啜ると、口を開いた。

「チリちゃんと喧嘩でもしましたの?」
「えっ!?いや?し、してません、けど?」
「そうなのですか?チリちゃんずっと元気がないみたいなので。最近はお部屋にもあまり遊びに来てくれないですし」
「いっ忙しいんじゃないですかねぇ…」

一瞬自分のココアを吹き掛けてしまうところだった。あぶない。ポピーちゃんの言う通り最近チリさんはあまりこの部屋には訪れない。訪れないというか、わたしの元に来ないのだ。あの一件以来。

「いつもチリちゃん元気なのに、全然笑わないんですよ?かなしそうなお顔ばっかりしてます」
「そっそうなんですか?なんでだろ

知らぬフリをしてみるも、ポピーちゃんはじぃっとわたしを見つめる。子供でありながら大人の場にいつもいるからか妙におマセで困ってしまう。

「前だったらポピーそっちのけでナマエちゃんのとこくっついていましたのに」
「え?そうでしたっけぇ…」

勘が鋭過ぎてどうしよう。
いやでもまさかチリさんがわたしに言った告白の返事のせいでこんな事になるとは思わなかったのだ。失礼だけど、次の日もいつものように笑って話しかけてくれると自負していたのだ。だって、ノリという名の冗談かと思っていたので。

今のこの会話もそうだ。もしかしたらチリさんはもうなんとも思っていなくて、単純に仕事が忙しいだけかもしれない。

ポピーちゃんはココアのカップをそっとソーサーに置くと、眉を下げた。

「チリちゃんのこと、嫌いですの?」
「えっ!?」

ポピーちゃんの目は悲しげにわたしを見つめている。

「…嫌いでは、ないですけど」

ぽそり、とわたしがそう口にした瞬間。ポピーちゃんのお顔は瞬く間に花が咲いたと思えるほど笑顔になっていく。

なっなんですかその笑顔。

「ですよね!?実はずっとまえからポピーは知っていたのでありますっ!!チリちゃんが前に出ていたナンジャモTVの配信を何度もナマエちゃんが見返していることも、スマホロトムの待ち受けがチリちゃんのことも!」
「えっ!?は!?ちょっ、なっなんで知ってるんですか!?」
「ポピーにはぜぇんぶおみとおしなのです!なのにチリちゃんが信じてくれなくてポピーは悲しくって…。っあ、他にもまだまだあるですよ!」
「いや、ちょっ!」
「ナマエちゃんのデスクの中にチリちゃんがモデルをしたときの雑誌の切り取りが大事に閉まってあったり、チリちゃんが告白された聞いたときには影で泣いていたことも!!」
「えっエスパーですか!?」
「ポピーははがねタイプの使い手ですの!!…ふふ、ポピーはこういう人のことをなんて言うか知ってるのです」
「もっ、ほんと…やめてくださ、」
「こういうすなおになれない人のことを"ツンデレ"と呼ぶのです!!じつは大好きってヤツなのですっ!!!」

ドォォンと効果音が出る勢いでドヤ顔をするポピーちゃんの言動はこうかはばつぐん、ダメージ2倍どころか4倍である。

瀕死状態間際でなけなしの声を振り絞り、未だ勝ち誇った顔をしているポピーちゃんに口開く。

「そ、その…このことはチリさんには内緒に」
「なんでですの?」
「いや、こんなのバレたら気持ち悪がられて…」

ポピーちゃんは小首を傾げる。もうめちゃくちゃ泣きたい。帰ってミミッキュに縋りつきたい。
もうダメだ、辞表を出そう。
そんな事を思った矢先、ポピーちゃんは自分のデスクへくるりと振り返り、追い打ちをかけるかのようにとんでもないことを口にした。

「そんなこと気にしなくて大丈夫だと思いますの!ね!チリちゃん?」

「……はい??」


チリさんのデスクの方面からひょこっと顔を出した深緑に染まった見覚えのある髪型。座っていたのか立ち上がった彼女は、ポピーちゃんが名を呼んだその通り、チリさんである。

「アッ…こっこれはいやその…」

いつからそこに!!言葉を失ったわたしはまるで変な声しか出ない。ボルドー色の瞳と視線が合うと、現実味を実感したわたしの顔はみるみるうちに真っ赤に早変わりしていく。

そんなわたしよりももっとずっと赤く染まったチリさんは、口元を片手で覆いながらも言った。




「……自分、めっちゃチリちゃんのこと好きやん」




し、死んでもいいですか?





−−−−−−

「あー…さっきからあの二人なんなんです?あなたの世話係は泣いてますし、チリさんに至ってはベタベタとあの子に引っ付いてますし」
「聞くのは野暮ってものですよアオキのおじちゃん!でもポピーは優しいから教えてあげるのです!ポピーがキューピットになったのです!チリちゃんもナマエちゃんもポピーの大切なおともだちなので!」
「……はぁ。良く分かりませんが関わらない方が良さそうですね。帰ります、定時なんで」


ぼぉおおいおいおいおい!これぞ正に青春!幾つになっても青い春は素晴らしい!!ポピーさん!人の為に動けるとはまた1つ素敵なレディに近づき、オトナの階段を登りましたね!小生、感激し過ぎでっ涙がっどま"りまぜん"っ」







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