NewRail:界観

ネウレイル
┗三つの国家の一つ、新しい中立国家。マギア・アパラチアとは不可侵条約を結んでおり、両国の外交における仲介を務める。
マギア・アパラチア間の海峡に架けられた橋を国土とし、その上に山を作り、斜面に建物が建てられている。この橋は六十五年前の東西戦争の終戦から約3年かけ作られたもの。
主要都市は橋華。

マギア
┗三つの国家の一つ、東の大陸を国土とする、魔術師の国。
国民の全員が魔術師で、魔術が生活の基盤となっている。

実力主義を掲げ、どんなに身分が低くても魔術の腕さえあれば何処までものし上がることが可能。それにより血縁は余り重要視されず、たとえ我が子でも才能が無ければ家名を剥奪、追放が当たり前。

アパラチアと違い、家名(ファミリーネーム)を持たない国民が存在する。というのも、家名は何らかの組織または実力のある家柄に所属していることの証であり、すなわち自らの実力の証であるから。
現時点で最も力のある家名は、王家であるネヴァーランド家、ヘイム家などの七支である。

上記からも察せられる通り、魔術が使えない人間(非魔術師)に対する当たりは強く、殆どの国民が魔術を使えない人間を見下す傾向がある。
過去には非魔術師を差別・国外追放・奴隷として扱った事があり、結果、アパラチアの設立と東西戦争を招いた。
現在も差別・選民意識は根強く、ネウレイル・アパラチア両国とは未だに隔たりがある。そのため、マギア国外で活躍するマギア出身の魔術師は、かなりの変り種。

移動手段は馬車。移動魔術や風魔術による移動手段も用いられ、それにより生計を立てている人もいる。

現在の女王はアカシア・ネヴァーランド。

アパラチア
┗三つの国家の一つ、西の大陸を国土とする、魔科学の国。
マギアとは対照に、国民の大部分は魔術を使うことができない。代わりに鉱物などの物体を用い擬似魔術を発生する道具を生み出す、魔科学技術を発明・発達した。
現在はそれを応用した、人間とほぼ変わらない思考と心を持つ機械人形が開発され、研究および改良が進められている。

元は約210年前に、当時のマギアに虐げられた非魔術師達の集まり。その確執は東西戦争終結まで続き、現在も高齢層を中心にマギアへの反発が強い。

魔科学の研究が進むと同時に、年々資源が枯渇しつつある状況にある。特に機械人形に必須となる宝石は厳しく、近年では大型の宝石は国家直々に流通が制限されている。
資源枯渇の早期打開が望まれ、そのための策として『虚路島にある東西戦争時の廃棄資源を発掘し再利用する』『マギアとの交渉で資源を流通してもらう』が挙げられているが、前者はネウレイルの執政府から許可が下りず、後者はアパラチアの右翼派から根強く反対されている。

移動手段は機関車、単車。中には動物型機械人形を乗り物として扱う人もいる。

現在の国王は玄鐘家の七人兄弟。本来国王は長男のみのはずだが、特例である。表立って活躍するのは次男の玄鐘征二。


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