語集:






泡沫図書館
┗ネウレイル中層部のはずれにある、小さな図書館。…とは言うものの、実際は個人所有の大型本棚といった表現がふさわしい。外見は古い洋館のようだが、よく見ると新築のように綺麗。いつからここにあったのか定かではない。
蔵書は主に物語や歴史書、図鑑が多く、逆に専門書といったものは見られない。
館長のリドル・ソムナリエ、息子のクラヴィス・ソムナリエ、利用者のうち有志のボランティアで経営されている。
クラヴィスが夜遅くまで読書をしていることもあり、一部館内は真夜中まで一般に解放されている。
利用者の間では、閉館後の館内を歩き回る少女の「真夜中のアリス」という怪談話が流行しているが、クラヴィスは会ったことがないと笑いながら否定している。

虚路島
┗東西戦争で使用された機械や遺体が両国間の海峡に捨てられ続け、それにより作られた人工島。その背景から不毛の地、怨霊が住まう地とも呼ばれ、あの世と同一視されることもある。
ネウレイル国土である橋、その下に存在し、島へ行くにはネウレイルのどこかに存在する階段を降りるか、虚路島ひいてはネウレイル周辺の激流を越えるしかない。階段の一つは執政府の中にある。
アパラチアでは虚路島の遺産を発掘する計画が持ち上がっているが、ネウレイルの反対により未だ実現していない。
日の光が差さず、草一本生えない、誰も住めるはずがない島であるが、人が住んでいるという噂があり…?


NNS (えぬ えぬ えす)
┗Newrail Network Service(ネウレイル ネットワーク サービス)。通称NNS。ネウレイル国民限定で提供される、コミュニケーションサービスのこと。
使われる端末は国から無料で提供されるため、一人一台は必ず所持している。それ以上所持する場合、料金は個人の全額負担となる。マギア・アパラチアからの一時的な滞在の場合、関門で申請書と契約金を支払えば、端末の貸し出しをしてもらえる。
サービス提供者は防衛局情報部。
元は戦時中にアパラチアで開発された技術で、テレパス擬似魔術の機械を使用し、司令部と兵士の通信を行うものだった。時代が経つにつれ技術は一般にも普及し、ネウレイルに移住したアパラチア人により、NNSが誕生した。
同様のサービスはアパラチアにも存在するが、残念ながらネウレイルの端末とアパラチアの端末ではキャリアが違うため、それぞれの端末は別の国では使えない。


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