これがあのボッツを恐怖に落としそして和解へと導いた機体の子供か。柔らかな印象は母親によく似ている。「お兄さん、だあれ?」「ディーノだ」「ディーノ?」きゅるり、見上げる紫の瞳は青に近い色で煌めく。「しってる!ママをナンパしようとしてパパがいるからフラれた人だ!」「おいこらクソガキ」

きょうはタイヤのあんよがかっこいいおにいちゃんにであいました。おにいちゃんはまいごになってるとこを、パパとママのとこまでつれていってくれました。やさしいおにいちゃんはさいごに「君がもう少し育てばデートに誘うんだがなぁ」っていってました。パパがレイピアをふりまわしててこわかったです

エアの子だと思えばすんごく愛しいのに、あいつのガキだと思えばものすんごく憎らしい。どっちにも似ているのがまたムカつく。せめてエアにそっくりならもっと可愛げもあっただろうに。「叔父上ー」「……なんだ」「あのね」「?」「すきー。ふふー言っちゃった!」ヤバイ超可愛いんだけどこの生き物。

≪ディノ、スワ、センチネルとお子≫


大きな体に似合うずっしりとした足取りは、今は抑えられていた。腕に抱く子供を起さない為だ。友人の妹の子供、友人が孫のように可愛がる幼子。眠る幼子を見守るオプティマスの顔は、愛しい者を見つめる幸福に緩んでいた。少し寝苦しそうに身じろぐ姿さえ、目に入れたって痛くないだろう。何て、愛しい

「おぷ、おぷー」「やぁこんにちは。一人かい?」「ひとい」「パパやママは?」「じいじといっしょ」「そうか、なるほど」「おぷーだっこ、だっこ」「いいとも、おいで」「おぷー」「?」「ぱぱ、おぷのこと、きらいきらいちがうよ」「…そうか」「おぷ、じぶのこと、きらいきらいなっちゃめっ、よ」

≪オプとお子≫


キュルキュル。とことこ。キュルキュル。とことこ。「……」「?」キュルリ。とこ、こ。「何のようだい、お嬢ちゃん」「……ないしょ」にこにこ。ぐるぐる。「用がないならついてくるな」「どうして?」にこにこ。ぐぬぬ。「俺の後なんかついて何が楽しいんだ」にこ!「おにいさんがかっこいいから!」

≪タイヤ足のお兄さんとお子≫


「最近、パパが煩いの…」「君が年頃になった証拠さ」「でも、お出かけしようとするとどこに行くんだ、相手は誰だって言ってくるんですよ?やんなっちゃう」「ははは、親心ってやつは大変だね」「総司令に会いに行くって言うとレイピア取り出すし…」「…ちなみに俺は?」「貴方はゲイだからいいって」

≪成長お子とジャズサー。ぱぱはジャズサーをゲイだと思っている≫


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -