【親戚のおじさんはお子をお空のデートに連れてってくれるね。お子が空飛べる子なら、ママンから空の厳しさを、親戚のおじさんから空の楽しさを教わるんすなぁ。昇ってくる太陽を、お子を肩にのっけて空中から眺める親戚のおじさんイケメン過ぎて腹立つ。】

水平線の彼方から、雄大に昇る太陽。この星の、生の象徴たるもの。だが幼子の姉弟分が暮らす国では、太陽は女性神だそうで。あの燃え盛る恒星に女を見出すとは、あの民族何考えてるかわかんねぇや。「ねぇ、おじさん」「あ?」「あったかい光だね」「…そうだな」「優しい光だなぁ」肩に座る熱が愛しくなった。

「大きくなったらおじさんのお嫁さんになる!」「いや男は嫁になれねぇから」「…そうなの?(´;ω;`)」「何泣かせてるんだアホ戦闘機!」「おばさん、男の子はお嫁さんになれないの…?」「うっ…ま、まぁ」「おばさんとこなら婿にいけるぜ」「じゃあおばさんのお婿さんになる!(`・ω・´)」

時が経ち〜 「おばさん!俺、昔の約束果たしにきたよ!結婚しよう!」「」 的な

≪親戚のおじさん(スタスク)と親戚のおばさん(サウンディ)から可愛がられるお子≫


「おじさん。おじさんが私に誰かを重ねてること、私知ってるよ。それが色んな後悔から来てることも知ってる。でもね、私はおじさんがとっても優しいことも知ってるのよ。おじさん、貴方の過去ごと、私にくださいな」「」「あらやだ、真っ赤になっちゃって。可愛い」

≪お子(性別問わず)の初恋は親戚のおじさん≫
≪この会話では女の子だけど≫


「じゃーん!今日はこれだけ作ってきたんだよぉ?」「わぁー、美味しそう!おばさん、ありがとう!」「あとね、パパからおばちゃんと一緒にねんねしてもいいって許可もらってきたのよ!おばちゃんと一緒にお風呂入ろうね?」「ほんとぉ!?おばちゃんとおふろー!やったぁー!」「(可愛い死にする)」

≪おばさんとお子。おばさんは常に全力≫


おばさん、泣かないで。伸びやかなアルトが聞こえる。それは幻聴?いいえ違う、この温もりは本物。「おばさん、大丈夫。俺はいつもここにいる。おばさんの隣に、ちゃんと、いるよ」紫の瞳を宿した幼い子供。その手はいつのまに、母を越えるほど大きくなっていたのだろう。いいやきっと知っていた。

知っていたけど、見ないふりをしていたのだ。この子を、ずっと子供だと思っていたかったから。「俺はおじさん達のように歴戦の勇者でもないし、おばさんや母さんのように華やかな訳でもない。でも俺は、俺は」大人の指で、涙を拭われる。その手つきの優しいこと。「おばさんを、幸せにしたいんだ」

名を呼んだ。子は微笑む。エアに似ていた。「だめかな?」トラウマを刺激されて泣き叫ぶ女のどこがいいの?「貴女が愛しいから。貴女の過去も何もかもを、欲しいから」ショックウェーブがエアにするように、抱き締められる。まるで、私がお姫様のような。「おばさん、サウンディ、ああ、」ほだされる。

「俺と、共に生きてください」愛しい弟と妹の間に生まれた子は、いつの間にか大人になっていた。指を優しく包み、跪きながら口付けるその顔は、とても精悍で、勇ましく、秀麗で。私は、この火照りをどうすれば良いのか分からなくなった。

≪成長おことディーヌ≫
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