まとめ | ナノ






今日は学校帰りに彼氏の沖田くん家にやって来た、

沖田くんのお姉ちゃんのミツバさんは病院にいるらしい。

というわけで、沖田くんの部屋にいます私で御座います。


いっつものことだけど話すことがない。
今日も話す話題がなく無言の私達

ただ沖田くんの隣にちょこんと座ってるだけの私


なんか話題‥話題‥話題!


『お、沖田くん何食べてるの?』

もぐもぐ食べてるのが気になって聞いてみた。


沖田はひょいと舌を出すと、


「いちごみるく、万屋の旦那から貰ったんでさァ」

『いちごみるく美味しそうだね。』

私自身いちごみるく大好きだったし、
いいな〜て思いながら返事したのだ


「ん、いる?」

『うん!欲しい』

珍しい‥、沖田くんがくれるなんて。
よほど不味かったのかな?

まあ、とにかくくれるなら。


「じゃあ、あげまさァ」

どんどん沖田くんの顔が近づいてくる。
これは?どういう?

どんどん近くなる沖田くん、
私は真っ赤になって目を開けているのも耐えられず、とっさに目を瞑った。





初めは、


ー―チュ


これくらいの触れるだけのキスだった。
終わりかと思ったら沖田くんの舌が私の口のなかに入ってきた。

ディープなんて初めてだから戸惑う私。

ちょうど沖田くんと私の舌が触れ合った時、

コロッと私の口の中に甘いいちごみるくの味が広がった。


キスが辞められる。
キスというか口移しだ

「美味かったですかィ?」

『うん・・両方とも。』

沖田くんが少し照れた。
両方ってのは沖田くんの口移しのキスもいちごみるくも。








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