まとめ | ナノ





今、俺は修学旅行にきております。

っていっても今は、もう真夜中。

楽しい行事はもう終わり後は帰るだけっていう、
なんだか心さみしいような感覚におちいっています。山崎退です。


もう、部屋のみんなはすっかり夢の中ですよ。
なんで今、俺が起きてるかって?

そんなの、俺が聞きたいよオォォォッ!

沖田隊長に起こされたんですよ、全く。


「おい、山崎ー。焼きそばパンかってこいよー」


とか、言われたから買ってきたのに

買って帰ってきたら、本人寝てるんですよー・・・

ひどい話ですよ、本当に。


だから、目が覚めて寝れないってのが今の状況なわけで

話せる人もいないし・・・ぼーっと過ごしているのです。




今、あの娘はなにしてるんだろーなー

あの娘ってのは、俺がひそかに想いを寄せている

強気で元気な女の子、名前ちゃんでして


いつもは、俺を雑用としか見てないぐらい

これやってーあれやってーとか言うんですが

たまに、頼ってくれるというか・・・

何より俺の存在を覚えててくれること!


ほら、俺ってさーよく「ジミー」とか

「あれ?お前いたっけ」

とかね。もーみんなひどい!


だけど、あの娘は・・・


「おー山崎!フルーツ・オレ買ってきてー!」

「あ、山崎!掃除当番かわろーよ!」

「やっほー山崎ー!パンおごってくれー!」


え?それ雑用じゃんって?

いやいや、雑用でも俺はいいんですよー

たまに、やさしいところにキュンとくるんです


「山崎、いつもありがとうね」


って前言われた時は死ぬかと思った


あー名前ちゃんは、起きてないのかなー?





−−・・・ド、ドタドタタタタッ!!



え、ちょっと・・・何の音オォォッ?!

ちょ、待ってくれエエエエッ!!

どんどん接近してるウウウッ!



−−・・ガチャッ!


「やまざきいいいいい!」

「え、名前ちゃん?!どうした・・っ」


ふわっ


名前ちゃんが、ふわりと俺に抱きついた。

俺は少し戸惑ったが、あの強気な名前ちゃんが泣いているのに、驚いた。

それから、少しして抱きしめ返し

やさしく問いかけた。


「なんかあったの?」

「んっぐ・・・怖い・・夢をみ、たの・・っ」

「おーそっかそっか、怖かったね。もう大丈夫だよ?」


そう言って、彼女の頭をぽんぽんとやさしく叩いた。


あの、名前ちゃんが泣くぐらいだから
かなりの怖い夢だったんだろうと思う。

それから、その夢のことを泣きながらつらつらと話していく名前ちゃん。
俺は、うんうんっとうなづきながら聞いてあげた。


しばらくすると、すっと立ち上がって


「ありがとう。ごめんね、こんなことで泣いてさーまじで私子供だわー。はははっ!明日、フルーツ・オレおごったげる!」


部屋まで送ろうか?と言おうとした時、
彼女はものすごいスピードで出て行ったのだった


こわいゆめ



おひさしぶりです!

まさか私のサイトから、沖田以外のキャラを捧げもの以外で
出るとは(゚д゚)自分でも驚きですよ(笑)

山崎とか、あまりっていうか初なんですが
この山崎クソイケメンどうしたwとか思いながら書いていました。

とかいって、今日私怖い夢みたんで
そういって、なぐさめてもらいたい!的なね

はい、はい。とりあえず、キャラも増やしていってがんばりたいです!

20120320







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