彩織様
空回り?なんでィこの気持ち‥。俺ァ先に宣言しときやす、俺は名前の事が好き。はい、此処重要!大好きでさ。はい、此処超重要!!なのになのに‥名前はこれっぽっちも振り向いてくれねェ、嫌われてるんですかねィ?毎日、名前が一番のりで学校に来るから俺も二番のりになるように早起きして行っている。何でかって?2人っきりになれるからでさァ!だけど、いくら話しかけたって話もあまり続かず、名前はいつも『うん』『そーなんだ』『へぇ』とか、パターンはお決まりなんでィ。土方のヤローや山崎とかなら普通に話してるらしいんだけど、やっぱり‥俺嫌われちゃったんですかねィ?そう思えばそう思うほど、他の奴らと話してるときは名前はなんだか楽しそうな顔をしている気がして心がモヤモヤとする。これかやきもち‥嫉妬てやつですかねェ?
今日も俺は、名前の事を手伝う。名前が重そうにノートを職員室まで届けようとしてるから、俺は‥
「持ちやしょうか?」
と声を掛けた。だけど、
『‥だ、大丈夫だよ』
と言われ断られた。
「そーですかィ‥、」
俺はトボトボ廊下を歩いた。あれだけ、避けられるというか‥何というか。心がモヤモヤするので俺はついに自分の心を伝えようと思った。
帰り、下駄箱で待っていると名前がやってきた。
「名前!」
『お、沖田くん!?』
「一緒に帰りやせんか?」
『いいけど‥』
俺は心の中でガッツポーズをした。よし!
「あの、単刀直入に言いやすけど‥」
『‥‥え?』
俺はドキドキする体を抑えて、本音を伝えてみる。
「好きなんでィ!名前が!!大好きなんでさ!!!」
言えた!まだ手が震えている。言えたのはいいが体中が熱くなっていく。恥ずかしくなっていく。名前の顔をチラッと見ると名前の顔は真っ赤に染まっていた。
『‥‥ごめん、いきなりだったから‥』
これは振られたんですかィ?それとも‥、
『私ね、沖田くんと一緒にいるときってなんか物凄くドキドキしちゃってテンパっちゃって、自分の本音言えなくて‥他の人だったらへーきなのに。それでね?最近気づいたんだ‥‥これは沖田くんに恋をしているのかもしれない、って。だから沖田くんの気持ち凄く嬉しいよ!』
「‥‥名前っ!」
ー―ギュッ!
『‥‥‥え、わっ!』
何より、名前に嫌われてなかったこと。そして‥これが名前の本音だったという事俺はその事が嬉しくて、嬉しくて、名前を強く抱きしめた。
俺たちは1から一緒に頑張りやす!
本音で伝える―――――――――――
このたびは18000を踏んで
頂き有難うございます。
彩織様のリクに応えられて
ますかね?かなり、総悟が
キャラ崩壊してるのはきに
しないで頂きたい!!()
今回は文章ばっかでしたが
結構かきやすかったです。
またの訪問お待ちしてます
2011/04/10