まとめ | ナノ





「で、名前は好きなやついんの?」


『え、私‥?!』


突然振られたのに困惑してしまう。


「何てんのー、名前は沖田隊長一筋なんだから!」


先輩の田中さんが言う。
そうだ、私は沖田隊長一筋の人間である。


「今日だって、沖田隊長に話かけられて顔真っ赤にしてたよね?」


『‥‥‥う!』


図星である。
今日は隊長の服を畳んで褒められたからその時にドキッとしてしまったからである。

「ほら、そゆーところが。カワ〜ウィ〜ッ!」


『だ、誰だよ』


「そうだ!明日名前、沖田隊長の部屋掃除代わってくれない?」


『うん、いいけど。』


てゆうか、ボランティアでも構わない仕事だった。変態かも知れないが、好きな人の部屋てもんは乙女は誰でも興味があるんじゃなかろうか。





・・・・・・・・・・・・・・・

⇒ 沖 田 s i d e



「隊長が×ゲーム!」

隊士達が俺を見て笑っている、むかつく。斬りたい!


とは言え。昨日一番隊で
【一番遅く起きた奴が×ゲーム】



て言うのを決めたんでィ、


あー、まんまと俺が×ゲームの標的になりやした。




「さ、隊長!引いて引いて」

割り箸を沢山手に掴み差し出してくる隊士。

俺は真ん中のやつを手に取った。



「はい、隊長への×ゲームは‥‥!?」



【今日部屋掃除にくる女中とキッス】



「ふざけてらァ!てめェら、いい加減にしねーと斬りやすぜ?」


「ま、隊長落ち着いて!」


他には、女中を口説くや女中と抱き合うやなど女中絡みのぐだらねェ×ゲームばっかり、


土方がやれ


(何で俺エェェ!?)



「沖田隊長〜!もうすぐ来ますよ」



俺は自分の部屋に戻った。
俺の後ろには沢山の隊士がついて来て、



『お、沖田隊長!今日は田中の代わりに部屋掃除をさせて頂きます、名前です』


思いもよらなかった、まさか今日の掃除は田中だと思って居たのに名前だったとは。多分、俺はこの時すんごい目を仰天にしてたんだろう。名前てのは俺が前からて言うか、ずっと前から!好き‥だった奴なんでィ、



「「「キース!キース!!」」」


いきなり始まるキスコール。

それに戸惑う名前、


『あ、あの。えっと!掃除‥始めますね。』


―― サ ディ ス ト モ ー ド O N ――



「名前、こっち向きなせェ」


『何ですか?!』


俺は、名前の肩を掴んでどんどん顔を近づけていく。名前の顔は歪んで泣きそうな顔をしていた。


「バーカ、こんな所でするわけがありやせんぜ〜!」


そのまま、名前の手を掴んで自分の部屋を後にした。



『‥‥隊長!どこに行くんですか?!』


「此処でさァ」


来た所は、倉の裏。
2人きりになれる場所、


「さっきの続きしやしょ?俺は名前の事がずっと前から好きなんでィ。名前も好きなんでしょ、俺の事。」


図星かのように顔を真っ赤に染める名前。分かりやすいやつでさァ、


『‥‥‥‥‥‥うん』


「じゃあ、」


どんどん顔を近づけると、ギュッと目を瞑る名前、可愛い。





















ー―チュッ




俺は軽くキスをした。



『‥‥うわ、うわ!』



パニクる名前、俺は純粋な所も好きでさァ。





●●はシークレットゾーン


(隊長、私嬉しすぎて溶けそうです)

(カーワーウーィーでさァ)

(‥‥‥‥え、そういうキャラ!?)








――――(^o^)/あとがき――――――


かなり遅れてすいません!

恋菜様の希望に答えられてますか?
なかなかいいアイデアが思いつかなかったもので‥(汗)

これからも仲良くしてください!(^o^)

本当に相互有難う御座います!

では(*゚ω゚*)


あ、タイトルと本文関係ないんで(笑)






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