総悟くんは執事 | ナノ








昨日は、あんなことがあって
中々寝つけなかったわたし。

それとは裏腹にやけに目覚めがいい。


「んー、しゃっ!気分転換にお風呂はいるかー」


昨日のことを一気に水に流そうと思い、風呂に向かった。







ーー・・・ぽちゃん


湯船につかる。あー真からあたたまるー!気持ちいい!風呂最高!


「あー!いい湯だわー」


ついつい、歌いたくなっちゃって歌おうとした瞬間


外から誰かの鼻歌がアアァァッ!?


「さってと、ひとっぷろしまさァー」



総悟かよオオオオッ!!
神楽ちゃん期待した私が馬鹿だったよおオオォッ!!!


「ちょ、待てえええ!私、I'm here!!います!入ってますううウッ」



「え?あっ、すみやせん・・・!」



ふ、ふう。奴は去ったかぁ・・・なぜ、こうタイミングが悪い?まったく。もう入る気がうせた


「上がろう・・・よいしょっと!」


浴槽から上がり床に足をつけようとしたそのとき










ーー・・・つるん!



う、うそだろ・・・このベタな展開なんだよオオオッ?!



「・・・う、うおわっ!!」






ーー・・・ドスンッ!!!





「蓮ッ!大丈夫ですかィ?・・・ッ」


「うあばあああああ!!みんな!変態イイイッ!大丈夫だからさああああ!みるなあああああ!!」


「と、とりあえず落ち着きなせェ。こ、こ、これ上に羽織なせェ!」



と、いい総悟は自分の執事服の上着を被せ、急いで出て行った。





「(蓮の裸・・・ぶわっ←鼻血)」



なぜ、わたしはこんなにもついてないんだろう!?


わたしが知りたい!








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