総悟くんは執事 | ナノ







初めての此処での学校生活が終わり、自分のオンボロな寮に帰った。総悟は後で帰ると言ってたので先に帰ってきた。どうやら、隣の部屋は神楽ちゃんとそのお兄さんが住んでいるらしい。にしても、古い割には広い部屋だなぁ‥お風呂でも入ろうかな?


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『ふは〜、さっぱり』


お風呂は普通でとても気持ちよかった。ルンルンでリビングに戻るとそこには総悟がいた。


『総悟帰ってたんだ!』

「‥ッ!!い、今さっきでさァ。」

『ふーん。どうしたのさ?何か変』


総悟がほっぺを赤らめて戸惑うので私は変だな。って思った


「‥‥いや、なんか蓮エロい。誘ってんですかィ?」


は?とか思って自分の服装を見ると下は寝間着を着ているのだが、上は下着だけだったのだ。


『バカアァァァア!!変態!見るなァァ!!!』

「蓮が見せてるんでィ!!!」


私はパニックになって暴れ出す。すると隣の部屋から神楽ちゃんと執事さんがやってきた。



「ど、どうしたアルか?!蓮!!」

「え‥蓮ちゃんその格好‥」

『うわアァァァ!!』

「コラアァ!バカ神威見るなヨ」

神楽ちゃんのお兄さん神威くんにも見られてしまった。小林蓮無念。とりあえず、服を着て落ち着いた私。


『ふぅー』

「‥‥蓮が悪いんでさ!」

『ハァ?』


最悪だ。総悟と同居なんて無理すぎる。過酷すぎる。とりあえず、頑張ります‥




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