Garden


群生する焔


別名、キャロットルビー。
夜が長い盆地の浅い部分にのみ見られる鉱石。
鉱石本体が細長く、まるで人参のような形であることと、
畑に植わるようにして、いつの間にか無数に見られることから、
この別名がついたと言われている。
夜になってからキャロットルビーが存在する土地を見ると、
無数の赤がきらきらと燃えるように輝き、非常に美しい光景となる。
暗闇の中で発光するその性質から、
道しるべに使われることもあり、装飾品としても人気が高い。
宝石としての価値も高く、相応の値で取引できるだろう。

"暗闇の中、壊れたランタンを手に、
私は「夜空」を目指して進んだ。
辿り着いた先にあったのは、
真っ暗な大地に赤く輝く無数の光だった。"
――書籍『大地の夜空』より

石言葉は「寄り添う光」「届く空」
火・地属性の加護を持ち、
素材として使うことができそうだ。


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