「あの、よかったら白澤様、一緒に探しましょうか?」
「駄目!絶対、駄目!」
「なんで〜?彼女が一緒に探してくれるって。」
「あなたがそんなツマラナイ事はやらなくてよろしいです。」
「…ツマラナイ・・…。」
「ほら、これでしょう、一枚ありましたよ。」
鬼灯が仕方ないとばかり書類の一枚を白澤に
渡した。
「サンキュー鬼灯!あるなら言ってよ。」
「あなたにいい思いをさせたくなかったんですよ。」
「ほんと、仲いいんだか悪いんだか。」
「「悪いんだよ。」」
「なんだよ、やるの?」
「いいでしょう、お相手して差し上げましょう?」
「あーもう、いい加減にして下さい、2人とも、喧嘩してる
暇なんてありませんよ?」
「ごめん」
「さーやめやめ!仕事、仕事。」
と元気よく2人に笑いかけた。
いつまでも変わらぬ愛を。
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