鬼灯夢
「・…痛…っ。」
「どうしました?」
私の新人助手は仕事は出来るが、少しおっちょこちょいらしい。
「大丈夫ですか?」
「はい、」
「大丈夫じゃあないでしょ、血が出ています。」
「これくらい平気・……!!」
「鬼灯様!?」
指先からあふれ出る血の指を鬼灯は自ら口に持っていき、
その血を吸い取った。
「はい、これで大丈夫ですよ。」
…いや私が大丈夫じゃない…
「・…少し刺激が強すぎましたか?」
- 4 -
[
*前
] | [
次#
]
[
戻る
]
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -